今朝、漁労長から電話をもらい久々に話ました!
現在の状態を聞かれ、伝えると
「なんとか働けるんじゃないか・・・」と笑いながら。。。
とてもじゃないが今の状態ではまだまだ無理である…。
午後には水揚げを終えて、久々の二晩休みで帰宅途中の
後輩二人が寄ってくれ、しばし談笑…
そして「全さんま」(社団法人・全国さんま漁業協会)から発表された
今シーズン11月末までの、さんま漁獲量集計27万3705トン
今シーズンの TAC(漁獲可能量)「455000トン」の約60%…
を伝えると、「12月末までの漁期間内では無理そう…」
「群れも魚体組成も終漁時期のサンマみたい…」との事。
TACの設定(増加)の影で、仮に漁獲枠まで達せず
漁を終えた場合、資源量が残ると錯覚しがちですが
それは漁獲可能量なのであって…
あくまでもそのシーズンの実際の漁獲量が現実なのです!
我々人間の都合に合わせて魚が回遊しているのではない!
魚の回遊量に合わせて人間が都合(漁)するのが望ましいのだ!
漁獲枠を増やす以前に魚価を安定させる取り組みを工夫するのが
今の時代の正しい手順だと私は個人的に思っている…。
団扇の風でしかありませんが…!
怪我の方、順調に回復へ向かっているようで何よりです!
後輩の人たちとの久しぶりの会話、盛り上がったでしょうね(笑)
48時間休漁なのでしょうか?
「漁獲枠を増やす以前に魚価を安定させる取り組みを工夫する」
農漁者にとってそれが一番だと私も思います。
焦らず、リハビリ頑張って下さい。
「源榮丸」は2週間での5航海
(今期の生産調整は2週間で5航海が継続中)
をクリアして、昨夜からの海況悪で休み!
また、先程の先輩からの電話では明日も凪が悪いので
明後日、6日の出港になったらしいです。
尚、漁模様が低調で「ミール漁獲枠」が設定されていても
漁獲は難しいとの事ですね。
10月末時点での漁獲量から計算すると
TAC漁獲枠は12月中旬でクリアの予定だったようですが
計算通りにいかないのが漁ですもの…!
魚価の安定(経営が成り立つ水準の維持、継続)を
求めていかなければ…
多く獲りすぎて魚価の低下を招き、更に資源を
減らすことは悪循環だと思う・・・
いろんなしがらみがあるようですが…。
hieiさんも「足」無理せず、頑張って下さい!