多忙な日々が続きはしましたが、
新造船「第八千代丸」は秋刀魚漁大型船解禁にギリギリで間に合いました！
真新しい機関日誌に各主要項目を記入、
新船の歴史の1ページ目に記入する機会を与えられた事に感謝。
親会社から素晴らしい船を用意していただき
気仙沼市主催の出船送りや、多くの方々に盛大に見送られ
8月17日10時・気仙沼港出港岸壁を離岸
船の故郷、みらい造船吉田工場前で汽笛の長音を数回…
まるで船が親に「行ってきます」と咆哮しているようで感動した。
目頭が熱くなりながらも力強く手を振った…
いよいよ母港を出港し、新造船のプロローグはモノローグへと移行…。
気仙沼港船籍の守り神・唐桑御崎神社前で船上から参拝！
宮城の大漁の神様・金華山に向かい柏手を打ち、航海の安全と大漁祈願、
自身は機関の安全を唱えた！
船は三陸沿岸沿いを北上、出漁基地釧路港向け…！
北西からのうねりを伴った風の洗練を受けながら各船微速での迴航となった…
結構激しいピッチングで心配しながらだったが、案の定…
釧路入港前、甲板倉庫に格納されている船首側サイドスラスタのデジコンが脱落していました…
材質不良露呈に補強不足、18日09時、釧路入港も
早速予備品の出番となり
予備品と補強工事で操業に支障がないレベルに回復も、
出足からやれやれ…
である…
ペイントも整理もまだ終わっていない機関室をチェック、
忘れ物の多さに愕然…
それでも、漁の解禁は待ってはくれない！
気持ちを切り替え、プラス思考に徹する…
不安だらけでもマイナス思考では先が見えなくなるから…。
涼しい気候の釧路港を楽しむ暇もなく19日21時・釧路出港、
ロシア海区のチェックポイント向け！
20日の大型船解禁でサンマ漁は本格的にシーズン入りとなる。
ロシアのチェックポイントを通過し、
いよいよエンジンの出力全開・全速力で漁場向け。
夕刻より漁灯を拡げ、調査しながら沖へ…
点検中の22時頃にFo清浄機の入口フレキシブルパイプのフランジ部が破損
大きな微振動に耐えられなかったようだ！
予備品にない箇所を応急処置…
早速新造船の試練の続発…
順調になるまで、気が抜けない時間が付いて回る！
夜明けまで調査
夜明けより更に沖へ…
21日、夕刻から日付けが変わるまで、数回操業
順調だったサンマを汲み上げるフィッシュポンプが急遽不調となった…
僅かな漁獲で夜明けを迎え夜明けより、応急処置…
漁撈長の漁の足を引っ張る訳にはいかない！
なんとか踏ん張り、22日晩の操業には間に合わせた…。
凪は良いが、この時期の海区特有の濃霧の中、調査開始。
日没後、霧から雨に変わり周りが見えてきた際、
隣を航走していたのは兄弟船…
同じ親会社の2隻がランデブー、
故郷から遠く離れた北太平洋で伴にサンマを追った…！
漁模様は芳しくなく、調査航走が続き
日付けが変わった1時頃にようやく網を入れた…
その後の夜明け前に、やや纏まった群れを操業
夜明けより漁灯を仕舞い、南下帰途航走
チェックポイント向け…
帰途航走中の当直後、警報が鳴り響く！
本来空の筈のタンクが「高液面」の表示…
確認しても中は空
エアーによる誤作動…？
その後も不定期に警報が鳴り響く…！
タンク内のエアーを解放する事で対処
警報は鳴らなくはなった…。
24日朝8時、花咲入港予定。
新造船「第八千代丸」は秋刀魚漁大型船解禁にギリギリで間に合いました！
真新しい機関日誌に各主要項目を記入、
新船の歴史の1ページ目に記入する機会を与えられた事に感謝。
親会社から素晴らしい船を用意していただき
気仙沼市主催の出船送りや、多くの方々に盛大に見送られ
8月17日10時・気仙沼港出港岸壁を離岸
船の故郷、みらい造船吉田工場前で汽笛の長音を数回…
まるで船が親に「行ってきます」と咆哮しているようで感動した。
目頭が熱くなりながらも力強く手を振った…
いよいよ母港を出港し、新造船のプロローグはモノローグへと移行…。
気仙沼港船籍の守り神・唐桑御崎神社前で船上から参拝！
宮城の大漁の神様・金華山に向かい柏手を打ち、航海の安全と大漁祈願、
自身は機関の安全を唱えた！
船は三陸沿岸沿いを北上、出漁基地釧路港向け…！
北西からのうねりを伴った風の洗練を受けながら各船微速での迴航となった…
結構激しいピッチングで心配しながらだったが、案の定…
釧路入港前、甲板倉庫に格納されている船首側サイドスラスタのデジコンが脱落していました…
材質不良露呈に補強不足、18日09時、釧路入港も
早速予備品の出番となり
予備品と補強工事で操業に支障がないレベルに回復も、
出足からやれやれ…
である…
ペイントも整理もまだ終わっていない機関室をチェック、
忘れ物の多さに愕然…
それでも、漁の解禁は待ってはくれない！
気持ちを切り替え、プラス思考に徹する…
不安だらけでもマイナス思考では先が見えなくなるから…。
涼しい気候の釧路港を楽しむ暇もなく19日21時・釧路出港、
ロシア海区のチェックポイント向け！
20日の大型船解禁でサンマ漁は本格的にシーズン入りとなる。
ロシアのチェックポイントを通過し、
いよいよエンジンの出力全開・全速力で漁場向け。
夕刻より漁灯を拡げ、調査しながら沖へ…
点検中の22時頃にFo清浄機の入口フレキシブルパイプのフランジ部が破損
大きな微振動に耐えられなかったようだ！
予備品にない箇所を応急処置…
早速新造船の試練の続発…
順調になるまで、気が抜けない時間が付いて回る！
夜明けまで調査
夜明けより更に沖へ…
21日、夕刻から日付けが変わるまで、数回操業
順調だったサンマを汲み上げるフィッシュポンプが急遽不調となった…
僅かな漁獲で夜明けを迎え夜明けより、応急処置…
漁撈長の漁の足を引っ張る訳にはいかない！
なんとか踏ん張り、22日晩の操業には間に合わせた…。
凪は良いが、この時期の海区特有の濃霧の中、調査開始。
日没後、霧から雨に変わり周りが見えてきた際、
隣を航走していたのは兄弟船…
同じ親会社の2隻がランデブー、
故郷から遠く離れた北太平洋で伴にサンマを追った…！
漁模様は芳しくなく、調査航走が続き
日付けが変わった1時頃にようやく網を入れた…
その後の夜明け前に、やや纏まった群れを操業
夜明けより漁灯を仕舞い、南下帰途航走
チェックポイント向け…
帰途航走中の当直後、警報が鳴り響く！
本来空の筈のタンクが「高液面」の表示…
確認しても中は空
エアーによる誤作動…？
その後も不定期に警報が鳴り響く…！
タンク内のエアーを解放する事で対処
警報は鳴らなくはなった…。
24日朝8時、花咲入港予定。