今シーズンの全国のサンマ水揚げ、
(8月分速報値)は「30400トン」という事です!
ちなみに第ニ源榮丸の8月水揚げは、
昨年より解禁日が早かった割には漁獲制限で
(本州48:道内32トン) 「192.4トン」
5航海、平均魚価 1kg/165.8円
Fo(燃料油)積み込みが72.6kl、消費量59.51klでした。
時化休み後8日5時に気仙沼港を出港、
三陸沿岸沿いに北上し襟裳岬の南側に向け針路を変えました。
襟裳沖の低水温域と高水温域(13℃台~17℃台)の潮目を
漁労長と当直者で黙視調査しながら北上!
(サンマは数匹程度でライトの光に跳ねるが
操業できるような群れには当たらず)
台風一過で陽が沈んでも海上は暑く南洋を航海中のようでした!
(南西の風で船尾側からの追い風)
夜明け前に ライトを消灯、通常の当直で北東側へ!
10時漁場着漂泊、
道東各港に避難していた各船が昨夜操業し
纏まった漁獲だった海区(厚 岸沖約40哩)です。
14時から漁労長による水温調査航走、
スタンバイは16時、17時に航走ストップ、
船の下には群れがあり魚群探知器のモニターには
水深15メートルまでの反応がありました。
18時30分から操業開始!
しかし潮が悪く網の足(錘に鉛が付いた網の一番底)
がスムーズに落ちて行かず、サンマの入りが悪い!
21時まで連続操業6回約55トンの漁獲
その後西へ3時間航走し、大きな群れに当たり、
そこで2回操業
(魚探には水深25メートルまでの反応)し満船!
2時終わり!!釧路向け、
5時釧路港に入港するも水揚げする小型船が多く
接岸場所がないため順番待ち中です。
ありがとうございます!
我々の現在の主漁場、道東沖では
暗くなるとだいぶ涼しい風が吹き始めました。
それでも操業中は汗だくになりますが・・・
季節は少しずつ秋めいてきています、
お互いに体に気を付けて頑張りましょう!
帰り際は、結構うねりも出てきてましたよ。
明日は、暖かそうです。
僕らは、日中の仕事なので暑いのは、
合羽の中が蒸れてしょうがありません。
後ほど、メールに僕の詳細を記しておきます。