我々が接岸中の気仙沼港・コの字岸壁(鹿折地区)から北へ1km程の道路沿いに
大津波により打ち上げられた巻き網漁船がある…!
付近の更地にはシロツメクサが咲き薫る。
週末になると、多くの観光客がその船の周りに集まってカメラを向けています…
今度、我々が乗船する会社の船も被災し、
その付近まで打ち上げられ、船としての役目を終えたとの事です…
新造船は、被災した船の代替え船として建造されました…!
連日、接岸している付近にある被災船が目に飛び込んできますが、
やはり船は海にあってこそ…
と、私はしみじみ思う。
道路沿いにある被災船は、どんどんやつれていく大きな鉄の塊である…
かつては雄大に漁場を駆け巡り、多くの漁師達が働いていた場所なのですが…
乗船していた方々の心情はさぞや…
…6月21日・大安吉日、気仙沼港の木戸浦造船所で建造中だった富山県の
大型秋刀魚漁船の進水式がありました!
この船も、被災船の代替え新造船である…。
今期の秋刀魚漁大型船解禁まで、あと約60日、
携わる多くの方々の想いが「船」にはあります…!