知人2人に連れられ、釧路空港に降りました。
初めて乗った飛行機内では、独航船への不安が
頭から離れず、緊張していましたが、釧路から根室に
向かう車内では窓越しに見える北海道の雄大な景色が
緊張感を解いてくれました!
いよいよ根室、花咲港着!!!
「独航船」は船体がオレンジ色のペンキで塗られていて
独特なイメージがあり、港にオレンジ色の船が
並んでいる風景には威圧感を感じました!
我々が乗船する船は、花咲港ではなく
落石岬の方にいると聞き、落石岬に向かいました。
小さな漁港に数隻、オレンジ色の船体を見つけました
落石港は北の漁村という感じで、そこにオレンジ色の
船が係留されているのがアンバランスに見え
不思議な感じがしました!
「第61幸福丸」我々が乗船する船を見つけ
そこで船主や漁労長、他の乗組員と対面し、
その日から「独航船」の出漁準備作業が始まりました!
日昼の作業を終えると夜は昆布盛という地名の
船主宅で食事、我々を含め各地から集まった乗組員は
浜辺の小高い丘に立てられた「番屋」で
夜を過ごしたが、この番屋での時間が楽しかった!
番屋内では各地の方言が飛び交い、落石の
定置網で働く方々が「花咲がに」やホッキ貝の
差し入れを持って来てくれたりと、にぎやかだった。
船での作業と番屋での日々は出港までの十日程続き、
独航船に乗船する不安は、乗組員との交流で
いつの間にか忘れていました!