5月17日に花咲港から出港し、
(1区)カムチャツカ東沖まで4昼夜航走!
100トン以上の大型船には例年各船に
一人ずつ乗船していたロシアのオブザーバーが
今年は乗船せず、指揮船と呼ばれる日本のチャーター船2隻に
各4、5人のオブザーバーが乗船していて、
そこからの指示に従い臨検という形で、21日から14回の操業間、
5月28日と6月2日に各指揮船から臨検を受けました。
ロシア側の監視船の取り締まりも厳しく、
昼夜構わず「ストップ!!」と停船命令が入ります!!
停船して待っていてもボートが来なかったり、
無線ごしに何か言っていても今年は
オブザーバーが乗船していないので言葉の壁に四苦八苦です!
6月4日の揚網後、割当漁獲量のノルマを残して一旦帰港、
釧路港向けとなりました。
1航海目は操業中も良い凪が続き、帰港中は霧も少なく、
カムチャツカの山々が
はっきり見え雄大でした。
6月8日12時、最終チェ ックポイント(日露中間線にいる監視船)
付近には軍艦がおり緊張感が高まりましたが
監視船の監督官からの臨検後、
日本の領海内に入り、ひとまず安堵感。
オブザーバーが乗ってないとなると、
ほんとに言葉が壁ですよね。
富山船籍の船の拿捕もあり、心配してましたが
無事でなによりです。
漁模様はどうでしたか?
自分の船は今日、厚岸にて、初水揚げしました、小型船と違い、指揮船凄く厳しいですね^^;
次は2区か3A予定?^^;
1区、3a区を消化し、いよいよ最終航海は2区での操業を残すのみ!連休と台風前に水揚げを終わらせたかったのですが、魚が凍っていて傷を付けないように連休明けの16日の夜に再度水揚げです。残りの操業お互いに気を付けて頑張りましょう!