気が付けば32年の時が流れていた…
15、16歳を過ごした静岡県に住む仲間の訃報が届いた…。
静岡県の伊豆(伊東、下田、沼津)には友達というか、仲間がいる!
年に1度の年賀状と電話でのやりとりで、
再会の機会を計画していたが、大震災により中断となっていた…
静岡で共に過ごした故郷の仲間と二人で
静岡県伊東市に行って来ました…!
初めて静岡に行った頃とは比べものにならない程
交通の便は良くなっている。
もっと早く、時間をつくれなかったのか とか
生前に会いたかったとか、後悔しながら新幹線の車内…
伊東駅に仲間が迎えにきてくれて、故人宅へと向かい
焼香、手を合わせた…
会う事のかなわなかった年月をアルバムの中の写真が物語る…
男っぷりがよく、兄貴肌というか親分肌で、当時から
賑やかな事が大好きだった彼らしく、祭りの時の写真が多かった…
合羽に鉢巻もよく似合っていた。
地元の漁師仲間にも慕われていたという事である!
遺影は漁師姿を偲ぶように鉢巻でした。
我々二人が向かった事で、当時の仲間達5人が連絡をとりあい
仕事を終えてから駆けつけてくれ、夕方に合流
夜は久々の再会を懐かしみながら、供養の宴。
32年ぶり…
みんな、そのまんま大人になったような、変わったような…
会話は32年前のままで楽しい時間が流れ、
もっと早く再会できる機会をつくればよかった
つくずく故人と生前に会いたかった!
会えなかった事を心の中で悔やんだ…!
しかし、この日の再会の機会をつくってくれたのは
やっぱり兄貴肌親分肌だった彼だったのである…
1人が朝早い仕事が入っていて宇佐美へ帰った後、
みんなで布団を並べて眠り、朝 お墓へ花を献けた。
海を見ると、熱海~初島~伊東を結ぶフェリー
イルドバカンス2世号 が 入港してきた。
朝早い仕事で帰った仲間が働いている船である!
フェリー乗り場に行き、仕事中の仲間にまた会おうと声を掛け、
手を振り合うと、船は乗客を乗せ、あっという間に出港して行った。
その後、道の駅「伊東マリンタウン」へ…。
本当に あっという間…!
伊豆滞在、仲間達との時間は容赦なく過ぎる!
伊東駅で握手、元気でまた会おう という約束をし、
乗車した我々が見えなくなるまで手を振る仲間達…
目が潤むのを必死でこらえ 伊東を後にした。
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暖かかった伊豆から東北へ、
2月6日 故郷は朝から雪…
そしてソロモン諸島沖の地震による津波注意報が発令されている。