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…漁師アトムの航跡… ~ある沖乗り漁師の綴記~

【Cargo Vessel a brief voyage】!

2021年02月05日 | モバイル
乗船して早2週間が過ぎ、船は大阪から船橋に、その後
名古屋へそして八戸向け…

内航船舶に乗船してみると、海運に関わる船の多さに驚いた…。

航走中の航路でも多くの船と行き交うが
それ以外にも錨泊や離接岸中の船
外国籍船舶等、多種多様の船が海上輸送業務を担っている事を知る…!

島国日本、海上輸送の需要は相当多いようで、日本各地の沿岸航路や港湾に展開している。

漁船乗船中には、行き交う海運船舶はそれほど多くはないが、
かなりの船がいる事を知った…。

港湾内では特にいろんな型の船を見る機会があって面白い。

別視点で視ると、港や埠頭のすぐ近くの建屋や工場によって接岸環境も異なり、
桟橋も多く標高はかなり低く、
懸念される南海トラフ地震や首都直下型地震による津波を想像すると
東北人としては、かなり怖い…。

それでも、ふだん見る機会のない日本各地を沿岸沿いから望む風景は新鮮であり、
wifi電波が繋がるのでGoogle Mapで位置を確認、地名を特定できて検索すると
いつか陸路で訪れてみたいとか思う気持ちが芽生える…。

もう何年も前から初夏の北海道家族旅行を思案していたけど
その時期は、漁前の忙しい時なのでほぼ叶わない現実がある…

現在のところ終息には程遠いコロナウイルス…
withコロナとかAfterコロナが世の中で普通になった時には、
実現できそうな時期、春の瀬戸内をのんびり時間をかけて旅したい…
今はメンタルが落ち着いているなぁとか考えながら…。

船は伊豆の沿岸航行中
この辺りを航走する際には伊豆の仲間とLINEで連絡を取り合う楽しみもある。

前回、2月1日夕方に下田沖で仲間にLINEすると
丁度マグロの水揚げ中だったようでLINE動画が送られてきた。

仲間の頑張りは、自身の励みにもなり、
付近航行中に連絡を取り合える環境下にいる事がうれしい。

最近、持病のアレルギーが落ち着いてきている…!
もしかしたら漁期間中の半端ないプレッシャーが一番のアレルゲンなのかもしれないなぁ…。



画像は「鳥羽神島」御利益ありそうな島の名前である…。