現在、漁撈長を含め甲板部3人、機関部2人
春漁の休みに甲板長と操機長が加わり、
秋刀魚漁の艤操作業が行われています!
倉庫では甲板部がLEDパネルの取り付け、漁灯造り…。
機関部は船で、油圧漁撈機械の試運転や回転方向調整、
船尾側の油圧漁撈機械接続配管部変換作業…。
そして、時間の合間に倉庫へ行き、出来た分づつ
LEDパネル連結コネクタを結線…。
造船工程は、流し網漁の船尾網囲いの取り付けが始まっており、
居住区は大工さんによる仕上げの段階。
5月23日の進水式は「流し網漁」の艤操形態で行われますので
そこにむけ、造船所の作業は流し網漁の工程が中心…!
秋刀魚漁の工程はおおまか最終過程というところ。
そんな中、同造船所で新造建造中3隻のうちの2隻、
「イカ釣り漁船」の進水式が5月2日・11日
(秋刀魚・流し網漁船23日)と
相次いで行なわれる予定が組まれました…。
それに伴い、現場で作業している方々はイカ釣り漁船の方に集中…
専用船に比べ兼業船の艤操作業は複雑で、遅れたよう…!
我々が行う艤操作業も後手に回った感があり、近いうちに
春漁に従事している乗組員の手を借りなければならないかも…
意外と多忙で、予定作業の記憶が飛ぶ事もしばしば…
不安な事も、楽しみな事も、胸中では同時進行中…!
造船所のある気仙沼は今、桜が見頃のようです。
桜の開花時期頃の進水式は叶いませんでしたが、
連日の造船所までの道程、道端では色とりどりの花
4月も下旬…
季節が巡れば必ず 「花は咲く」 である!