国道沿いの花壇、コスモスが咲いている…
70日ぶりの帰宅、夏から秋…!
車窓から見る山間の道は何事もなかったかのような秋の風景…
海に近づくにつれ大津波の爪痕が目に飛び込んでくる…
ガレキ撤去作業中の重機やダンプが往来する道端、
塩害で枯れた杉林や、ガレキの傍らでもコスモスの花が
秋風に揺れている…
各浜には数隻の小船が浮かぶ…
穏やかに見える海、故郷・南三陸の志津川湾であるが
満潮時の高潮で冠水していた。
太平洋沿いの生活道、国道45号線は沿岸一帯の
地盤沈下の影響でしょうか 以前にも増して海が近くなった…
所用で岩手県の大船渡まで行って来ましたが
道路のすぐ傍が波打ち際になってしまった場所もある!
地域の交通網は、これまで以上に簡単にマヒしてしまう…!
代替え道とアクセス道は早急に必要だと再認識。
瀬戸内に行く機会があり、本州と四国を結ぶ橋を見てきました!
規模の大きさに驚き、と同時にこれだけの橋、道からみたら
被災地域の代替え道は簡単にできそうに思えました。
個人的な思いですが…!
南三陸の浜では養殖漁業再開に向けての作業が
進んできたようで、北海道から譲り受けた復興養殖船
(仮称 歌津丸)は携わる方々によって
「第十八福福丸」と命名され、動き出しています。
我が家の前の空き地が資材置き場となり、
養殖漁業を再開する方々が集まりますが、
故郷の集落の浜では8軒が養殖漁業から撤退との事です。
地域全体でも撤退した人達は多いと聞きました…!
眼下に散乱していた多くのガレキはだいぶ片付きましたが
海岸で遊ぶ子供達の声も姿もなく、
日が暮れて窓から見る海沿いには灯りもない…
そんな中、今年は近年にない程「栗」が豊作だという事です。