めっきり寒くなってきた南三陸・・・
我が地区では昨日20日、今シーズン1回目の
鮑漁が行なわれました!
1回目の鮑漁が行われた事でタコカゴ漁も解禁。
寒気の訪れと共に沿岸の海水の透明度が増し、
西からの強い季節風によって波が穏やかになるのを見越して
漁(開口)の予定が組まれます。
今日も南三陸は季節風が吹き荒れました…
そして早速、明日22日には2回目の予定が組まれた!
南三陸沿岸の我が地区我が集落では、漁業後継者も少なくなり
例に漏れず少子化も進み、子供達も少なくなっています。
当然、集落の子供達が漁に同行して行く事も少なく、
箱メガネで覗きながら1本鈎を操って行なう 「鮑獲りの鈎使い」
「操船」等、一連の動作を継承していく機会も減ってきています!
ですが、日曜日などの休日に漁の予定が組まれると
同乗して行く(小、中学生)も若干ながら増えます。
三陸地方沿岸の、この時期ならではの伝統文化でもあり
風物詩でもある鮑漁!
予定が放送されると鈎の付いた棹を持って浜に下り、
船着場で明朝の準備を行なう人達…
その姿に季節を感じ、今年1年を通して自宅にいながら
浜に、海に、漁に行けない事が無念である…