心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
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求めて~ by 沙於里

千里同風

2011-06-05 | 禅語・般若心経

                       (半紙)

 

 

千里同風 せんりどうふう

 

四字熟語としての意味は、「千里離れた遠いところにも同じ風が吹いている」。

もともとは世の中どこへ行っても天下太平という意味だけど

その逆(天下乱世)の時にも使われるらしい。

 

でも禅語だと少し意味合いが違って「ことばは通じなくても心は通じる」

「離れていてもつながっている」という意味で使われる、とな。

 

今日は久々に母と銀座での書展巡りへ。

一通り拝見してから、歩行者天国を歩く人々を眺めながらケーキセットで休憩 

 

ここは平和だなぁ・・

 

今この時にも、実はまだ改善されていない過酷な状況の中、

原発で作業をされている方々がいらっしゃるということを、ふと思う。

 

さっき某番組で、原発の初動についての検証をやっていて。

この世界でも最悪の状態に陥った理由のひとつは、危機管理の甘さだったと。

 

平和ボケしている私たちの現実は、あらゆる場面での危機管理が薄いのかも。

今この国の危機を、私を含めて、どれくらい実感として捉えているのか・・

 

千里同風。

 

今日は書展レポートをと思ったけど、ちょっとお疲れモードなのでまた近々 

 

 

 

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