心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

情がある作品

2011-06-20 | 書の話

    金文「厚多」(半紙)

 

 

羊毛の長鋒は、思いがけない線を生んでくれるのでして。

 

筆の弾力を確かめながら、味わいながら、沈めたり浮かしたり。

紙をえぐったり、くすぐったりしながらじっくりと書く。

 

じっくり書くというのは、心に描くものがあるということで。

そしてじっくり書くと、それだけ情も湧くというもので。

 

情がない作品は、ただのお習字。

情がある作品が書きたいなぁ 

コメント (6)
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