心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
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求めて~ by 沙於里

いと いとし

2008-10-18 | 禅語・般若心経
                          (はがき)




雨奇晴好(うきせいこう) 

「奇」は珍しくて面白いという意味もあり、「好」には美しいという意味も。
晴れても雨が降っていても、どちらの景色も趣があっていいもんだなぁと詠んだ
蘇東坡の詩の一節。 

先日友人に「反論とか自分の意見とかないの?」って少々鼻息荒く聞かれて。
いや・・あの。。もちろんあるんですけどね。

でも、それもあり、これもありかな・・って思うと、ことばを失ってしまい。。
更に歳を重ねたことで、記憶力が衰えてきたのと「どうでもいいかな・・」っていうのが
増えたっていうのもあったり 


話は違うんですけどね。
のら猫さんとかを見てると、思うんです。

好きでそんな猫生を選んだわけじゃなかろうに。
食べるものを探すと人間に追い立てられ、恋の季節に声をあげると「しっ!」と言われ。
もしかしたら、私だってこの猫だったかもしれないって思うと、すげなくできんのです。

この世にいる、ある、起きる全てのものは、いと いとし・・とな。

雨もまたよし、晴れればまたよし 


コメント (2)
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