心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
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求めて~ by 沙於里

見失いたくない精神

2008-10-25 | 木簡

                      木簡一節「候長」 (半紙1/3)



なんでそんなに火を噴くか・・
「長」という字の終筆の、なんとも気持ちのいいこと!

敢えて紙を横に使い、終筆の大胆さをアピールしてみたかった。
そのために「候」は小さめにして、視線は左側にと思って書いてみた。



でも今日のは半紙1/3と小さい紙だったので、欲求不満は否めず。
次回はもっと大きな紙で、書き終わったあとに、は~っとため息が出るような
スカッとしたものを書きたいなぁ 

潔さ、それが木簡の最大の魅力。

開き直りと潔さは、ちょっと違う。
開き直りの裏側には、どこかに反発、反論が潜んでいるような気がする。
でも潔さには、汚れも未練もなくさっぱりしているというか・・。

失敗や間違いを犯したとき、まずは逃げ道を探してしまいがちだけど、
この木簡のように潔い精神は、見失いたくないものですね~ 

コメント (4)
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