神奈川県町田市相原町大戸から大地沢~境川源流~城山湖周遊道を経て大戸へ戻りました。
大地沢に入ると
イチリンソウの群落です。
続いてウラシマソウの群落
次はオトメスミレの群落
最後にアメリカスミレサイシンの群落と花が纏まって咲いていました。
ここでもヒメウズがあちこちに咲いていました。
Nature Factory東京町田の建物の近くには
シラユキスミレ(白雪菫)がちらほらと咲いていました。ツボスミレ(坪菫、別名二ョイスミレ)の白花品種。唇弁の紫色の筋がなく真っ白です。
横から見ると緑色の丸い距が見えます。
ご参考に近くに咲いていたツボスミレです。
また、紫色の筋が少ない中間的なものもありました。
大地沢では他に
綺麗なミヤマカラスアゲハの春型が飛んでおり、盛んにタンポポに吸蜜していました。夏型は道路でよく吸水しているのを見かけますが、春型が花に吸蜜するのは初めて見ました。
また、ハンミョウ(斑猫)が私の歩く1~2m先を飛んでは止まりしていました。オサムシ科ハンミョウ属の昆虫で別名ミチオシエ。この幼虫は丸い蟻地獄という巣を作り通りかかった昆虫を食べることで知られています。綺麗な昆虫です。
蜘蛛のような虫を捕えています。
境川源流を越えて尾根に出て城山湖の周遊道路に入ります。
フデリンドウがあちこちに多くありました。
発電所前の芝生地ではコケリンドウが沢山咲いていました。
花弁がちぎれたりして綺麗ではないですが、ホタルカズラ(蛍葛)も咲いていました。
コバノタツナミ(小葉の立浪)も咲いていました。シソ科タツナミソウ属の多年草。他の仲間に比べて葉も花も小型。
樹木ではツクバネウツギとミツバウツギが咲いていました。卯の花の咲く季節になりました。
ツクバネウツギ(衝羽根空木):スイカズラ科の落葉低木。花の形から名付けられた。(萼片の数と大きさを確認しませんでした。ツクバネウツギとオオツクバネウツギの違いは萼片の数は5個で同じですが、萼片の大きさがツクバネウツギは5個とも同じで、オオツクバネウツギはうち1個が小さいか4個の場合がある。)
ミツバウツギ(三葉空木):ミツバウツギ科・属の落葉低木。葉が3出複葉で対生する。
今日残念だったのは何年か前に見たシロバナハンショウヅルが周りの木や草ごと刈り取られて無くなっていたことです。でも、長池公園の自然館で保護されて咲いているとのことなのでそちらへ見に行こう。
以上
今年は季節の進行が速すぎて開花が通常より早くなったりで本当に大変ですね。
でも私も歳なのでマイペースで行くほかないかなと思っています。