八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2021年 クロスジギンヤンマの産卵、サツマチドリの開花等

2021-06-16 20:01:42 | 花と昆虫

片倉城跡公園の池でクロスジギンヤンマが尻尾を水中に差し込んで盛んに産卵していました。クロスジギンヤンマ(黒筋銀蜻蜒)はヤンマ科ギンヤンマ属の大型のトンボで胸部に2本のクロスジがあるので名付けられた。雄は腹部が水色ですが雌は黄褐色です。雌はふらっと池に現れ水中の朽ちた植物などに単独で産卵します。

 

林下でサツマチドリが咲き始めていました。サツマチドリ(薩摩千鳥)はラン科ウチョウラン属の多年草でウチョウランの変種。薩摩半島の沖合の甑島にのみ自生する固有種なので、これは園芸用に育てられたものを誰かが種子を蒔いたかしたものでしょう。

 

すぐ傍にシオデの雄株があり雄花が咲いていました。シオデ(牛尾菜)はサルトリイバラ科・属のつる性の多年草で雌雄異株。花期は7~8月。なお、雌花は菖蒲田の方にありまだ蕾は固い。

ハエドクソウも咲き始めていました。ハエドクソウ(蝿毒草)はハエドクソウ科・属の多年草で山野の林に生え花期は6~8月。この根からハエ取り紙に使う粘着液が取れるので名付けられた。

 

以上

 

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1 コメント

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Unknown (東鴨ルパン)
2021-06-17 16:12:48
幼少のおり、憧れのギンヤンマでした。クロスジも種類としていたんですね。
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