1月10日。今日は今年初めて小宮公園へ行きました。
公園ではソシンロウバイが満開です。
今日であった鳥はモズとメジロです。メジロは樹液を吸っていました。樹液も甘いのでしょうか?
ユーカリの蕾が気になっていたのですが、昨年は開かなかったようです。出来てから年を越して2年がかりで咲くのですね。
ワダソウの自生地で綺麗に下草刈りをしてありました。きっとボランチィアの人達が刈り取ってくれたのでしょうが、これで今年の花期には沢山のワダソウが見られることでしょう。
冬芽を挙げておきます。
ヒメグルミ(姫胡桃):オニグルミの変種で落葉高木。冬芽は裸芽ですが芽鱗のように見えるものがあります。葉痕は倒松形~T字形で維管束痕は3グループ。色んな顔に見えますね。
ハナイカダ(花筏):ハナイカダ科・属の落葉低木。頂芽は小さく長さ4~6mmぐらいで鱗芽。葉痕は半円形で維管束痕は1個。
ゴンズイ(権瑞):ミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉小高木。普通仮頂芽は2個付き鱗芽。葉痕は半円形~円形で維管束痕は9個。
葉痕を見るため横から見ると
ツノハシバミ(角榛:カバノキ科ハシバミ属の落葉低木):雄花序が出来ていました。芽鱗はなくむき出しです。葉芽(冬芽)は手が届かずに諦めました。
ウグイスカグラの冬芽:スイカズラ科・属の落葉低木で冬芽は鱗芽。葉柄が残るので葉痕は見られません。冬芽の両脇に付いているものが葉柄です。花期は4~6月ですが、昨12月に咲いているものがありました。
最後にオヤマボクチの果実がありました。
オヤマボクチのボクチ(火口)は火打石から出る火花を移しとる綿毛のことでこの葉の裏にある綿毛のことです。
これが枯れ葉の裏の写真ですが、綿毛のようなものは見当たりませんが何かごく短いものがあるように思えます。触ってみると軽くてサラサラでいかにも燃え易いという感じでした。
以上