湯殿川で今年初めてカルガモの親子を見かけました。母ガモと子ガモ9羽が仲良く食事中でした。いつも思うのですが9羽いる雛が成鳥になるまで残っているのは数羽です。自然界は厳しいとはいえ出来るだけ多くの雛が成鳥になってほしいものです。
片倉城跡公園では2羽のコジュケイ(小綬鶏)に出会いました。この鳥の聞きなしは「ちょっと来い、ちょっと来い」ですが、人によっては「母ちゃん怖い、母ちゃん怖い」と聞こえるそうです。なお、コジュケイやキジは当地で繁殖しており、時期には運がよけれが親子連れに出会えます。
栃谷戸公園ではキジ(雉)に出会いました。すぐ傍によっても逃げないのでしばらく付き合ってもらいました。
湯殿川ではカワセミに出会いました。探鳥に来ていた人によると求愛給餌をしていたそうなので間もなく巣ごもりするのでしょう。
オオキンケイギクにヒメアカタテハが吸蜜していました。この蝶は秋に多く見かける蝶なのですが、こんなに早くみられるのは珍しい。
クロアゲハがドクダミに吸蜜していました。ドクダミに吸蜜する蝶は初めて見ました。
湯殿川で先日見かけたジャコウアゲハの前蛹はやはり黄色い蛹(お菊虫)になっていました。なお、お菊虫とは怪談番長皿屋敷のお菊が後ろ手に縛られた姿にこの蛹が似ており、昔この蛹の大発生がおこった際それがお菊の祟りだという俗説で名付けられたそうです。
幼虫がずいぶん多くなっておりウマノスズクサがほとんど食い尽くされ一部は枯れています。これでは幼虫たちが蛹になるまで餌が持つか心配です。この写真では葉がなくなった茎に2匹の大きな幼虫がかじりついています。
トンボでは片倉城跡公園の池でショウジョウトンボとオオシオカラトンボを見ました。
片倉城跡公園のシャクジョウソウが頭を持ち上げてきました。雌蕊の柱頭の色は黄色です。
ご参考までに過去に撮影したギンリョウソウの写真を挙げておきますが、こちらの雌蕊の柱頭は青色です。
池の傍のリョウブが咲き始めました。
春に花が咲いていたヤブデマリに果実が辛うじて1個付いていました。この木は多くの赤い果実が目立つのですがこれでは赤く熟しても目立ちません。
湿地のナガバオモダカがまだ咲いていました。
片倉つどいの森公園でアカメガシワの雌花が満開になっていました。アカメガシワはトウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木で崩壊地などの新しくできた空地に最初に生える先駆種の一つで雌雄異株です。雌花は3,4個の花柱が飛び出ています。
ミゾソバが早くも咲き始めました。
南小比企の道端でギンパイソウ(銀杯草)が咲いていました。前に小宮公園で見たことがあるのですがこんな道端にあるとは。
湯殿川沿いでは白色のネジバナを見つけました。しかも、1本が右巻き、もう1本は左巻きです。
オカトラノオが満開です。
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