住宅の庭にあるソシンロウバイ(素心蝋梅)が咲いていました。ほとんどが蕾なので咲き始めでしょう。ソシンロウバイはロウバイ(蝋梅:別名ワロウバイ。中国原産で花の中心部が暗紫色のロウバイ科の落葉低木。)の園芸品種で花の中心部まで黄色い。
片倉城跡公園では今日もキクイタダキ目当ての人達が10人以上来ていましたが、いないのか見つからないのかお喋りをして過ごしていました。
シメ(アトリ科の小鳥で別名蝋嘴鳥とも呼ばれます。)が1羽いました。太い嘴を持っており冬は白っぽく夏は黒っぽくなります。木の実を食べていたようです。
アカメガシワ(赤芽柏)の冬芽です。トウダイグサ科の落葉高木で新葉が赤いことからの名前。裸芽で星状毛が密生しており頂芽は大きく側芽は小さくて丸い。葉痕は円形で維管束痕は多数。冬芽は幼葉が見え葉の形が分かります。
ムラサキシキブ(紫式部)の冬芽です。クマツヅラ科の落葉低木でこれも冬芽は裸芽です。これも2対の幼葉が見え葉の形が分かります。基部に小さな予備芽があります。葉痕は半円形~円形で維管束痕は1個。
なお、予備芽については良く分かるのがジャケツイバラで、最初の芽に何か起こって成長できなくなると2番目の芽が代わって成長します。いわば保険の役割をしているものです。ご参考に挙げておきます。
フジ(藤:マメ科の落葉つる性木本)の冬芽と葉痕です。冬芽は鱗芽で芽鱗は2~3個。葉痕は偏円形で維管束痕は3個。
ヤマグワ(山桑:クワ科の落葉小高木)の冬芽です。冬芽は鱗芽で芽鱗は4~7個。葉痕は半円形~偏円形で維管束痕は多数が輪状に並ぶ。頂芽と側芽です。
湯殿川に沢山生えているオニグルミの冬芽と葉痕です。前にも挙げていますがこの写真の冬芽は馬かラクダ(駱駝)の顔のように見えて面白い。
湯殿川にキセキレイが、兵衛川にダイサギがいました。
以上
街中を見ると、山茶花がよく咲いています。我が家にはないので、苗木を買うことにしました。来年の楽しみです。