片倉城跡公園では雨上がりの後のせいか、エリマキツチグリが沢山出ていました。
エリマキツチグリ(襟巻土栗)はヒメツチグリ科・属のキノコで成熟すると厚い外皮が放射状に裂けて開き、胞子塊を含んだ偏球形の内皮を露出する。外皮と胞子塊の間に襟巻のような円座が出来るのが特徴。同じ仲間のよく似たフクロツチガキ(袋土柿)には襟巻のような円座が出来ないということです。今までここに出るのはすべてエリマキツチグリだと思い込んでいましたが、今回よく見るとわからなくなりました。
この写真のはすべて円座があります。
この写真では右の2個には円座がなく、左上のには円座があります。
これには円座がありません。円座がないのはフクロツチガキでいいのでしょうか?
若いエリマキツチグリ
奥の沢はキツネノカミソリが満開です。
シュロソウもほぼ満開です。
シギンカラマツもまだ咲いています。
池の傍のスズメウリが咲き始めました。スズメウリ(雀瓜)はウリ科スズメウリ属のつる性1年草で花期は8~9月。果実は1~2cmの球形または卵形で熟すと灰白色になる。カラスウリやキカラスウリに比べて小さな瓜ということ。
湿地ではミゾホオズキが草刈りから復活して花と果実を付けています。
タカサブロウも沢山咲いています。
湿地の向こうにナツズイセンが咲いていました。
ショウリョウバッタがいました。
オニヤンマが休んでいます。
湯殿川沿いの湿地にジュズダマの蕾がありました。
田圃にヒメクグが咲いていました。ヒメクグ(姫莎草)はカヤツリグサ科・属の多年草で田圃などの湿ったところに生え花期は7~10月です。「莎」はカヤツリグサの総称。小さいカヤツリグサとのことか。
畑にイヌビユがありました。イヌビユ(犬莧)はヒユ科・属の1年草で空地や道端などに生え夏季に生育する雑草。地中海地方原産の帰化植物で江戸時代に入ってきた。
以上
数珠玉も懐かしいな!