カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1459 『映画 ジョーズ を思い出すね』

2015年08月08日 | 日記







 『ジョーズ』  2015年8月8日







茨城沖に鮫が出現したらしね。茨城県鉾田市沖でサメが見つかり、同市と周辺の鹿嶋市、神栖市、大洗町の4市町は5日、

計7つある海水浴場を遊泳禁止にしたらしいね。海の家なんかは、かきいれどきにショックだろうね。

海岸線から5~20メートル沖で、体長約4メートルのサメ2頭が悠々と泳いでる映像が映ってるよ。メジロザメの仲間らしい。





ホオジロザメなら映画『ジョーズ』だね。5~20メートル沖って云ったらほん近くだね、脚だけ浸けて遊ぶのもかなり危険と思うよ。

鮫が陸に上がってきて泳ぐんなら大変だけど海ん中泳いでるぶんには至極当たり前の話ではあるけど、

怖いってイメージがきついから三角背びれを海面に出して泳ぎよる姿は不気味に見える。こいつは、川でも上がって来るらしいね。





日本でも、過去、ホオジロザメに襲われて何人かの人が亡くなってるんだね。

1982年8月、熊本県大矢野町沖でヨット遊びで子供を3人引っ張っていて女子13歳が突然悲鳴をあげ海中に引きずり込まれた。

サメに腹部、内臓を食いちぎられ即死だったらしいね。これは歯の痕跡からシュモクザメらしい。



















1992年3月、愛媛県松山沖  タイラギ漁をしていたヘルメットダイバー41歳の男性が、突然、鮫に襲われ、慌てて引き上げたところ、

胴体部が引きちぎられ、空のヘルメットとドレスのみが引き上げられた。ドレスの損傷の分析から体長4mを超えるホオジロザメと判断された。

1995年4月、愛知県伊良湖沖でミル貝漁をしていた47歳の男性が鮫に襲われ、必死に引き上げたところ体長6mほどのサメが食いついていたんだね。





右肩から腹部にかけて噛まれ右腕は食いちぎられて、ほぼ即死だったらしい。ウエットスーツにボンベを背負い水深25mでのミル貝漁の最中の出来事。

1996年7月、沖縄県宮古島 ホテルアトールエメラルド沖1500m付近でサンゴの生育調査をしていた52歳の男性は鮫に襲われ、

ダイバー船に助けを求め、救助したものの右胸から下腹部にかけて縦35センチ、横30センチが楕円形に食いちぎられ、胃と腸も食いちぎられていて死亡した。





いずれも、襲ったのは、ホオジロザメと云われてる。翌年にも、同地で55歳の男性が、タコ漁していて鮫に両足を食われて死亡しているんだね。

『ジョーズ』は、外国の話だと思ってたけど日本も例外じゃないんだね。

今じゃ、USJ(ユニバース・スタジオ・ジャパン)でオモチャの鮫ってイメージになってしまったけど、かのホオジロザメは怖かった。









映画『ジョーズ』オリジナル予告編










前半は、其れが存在する怖さ、垣間見える実体の怖さってのかね? そいつが現れるだろう予感に合わせてテーマ音楽に恐怖を煽られて戦慄するんだね。

極めて人間の恐怖の心裡を心得た描写が冴えてたね。もったいぶらずに早く出せよとは思わせずに、ここまで描くのは難しいだろうと思うよ。

ロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファスが、それぞれに芸達者で、この人たちがオモチャをオモチャとして観れなくしたね。





スティーヴン・スピルバーグも凄い監督だね。 造りもののジョーズが生きてんだね。全長9メートルのホオジロザメそのものに思わせる。

後半は、追うものが追われる立場になって、オンボロ漁船に付き纏う巨大な人食い鮫の姿が露わになって、

息つく間もない鮫と人間の戦いが繰り広げられるんだね。





日頃とは勝手の違う船の上での自分の立場に戸惑う田舎町の警察署長ロイ・シャイダー、鮫殺しのベテラン漁師の船長ロバート・ショウに

素人扱いされながらも専門の知識を活用しつつ船を操り存在感をみせる海洋学者のリチャード・ドレイファス。

臭い魚のぶつ切りを海に撒く役割に文句を云ってるロイ・シャイダーの前に、突然、巨大な鮫が海面から躍り出てくるんだね。茫然自失。
























『ジョーズ』 ロイ・シャイダー








探し求めていた巨大な人食い鮫がとっか現れる。テーマ音楽が鳴り騒いで晴れ渡った海洋が一瞬にして恐怖と緊張感に染まるんだね。

鮫は、悠々とオンボロ漁船の周りを回遊、その巨体を晒して、果たして追うものが、どちらなのかを問いかけているような行動を見せる。

薄っすらと水を透かしてグレーに見える巨体が船の下を潜り抜ける、巨大魚特有の遊泳シーンが不気味なんだね。





射られた銛(もり)にロープで結わえられた強力な浮力のタル2個を全速力で海面を走らせたり引きずり潜ったり、とんでもないタフさを見せつける。

衰えることなく執拗にまとわりついて離れない巨大人食い鮫は、遂には、漁船の船底に体当たりしてくるんだね。

鮫を仕留めるのは無理と悟った船長は、「エンジンが焼けるっ」と制止する海洋学者のリチャード・ドレイファスの言葉も聞き入れず





港に向ってフルスロットルで船を走らせる。強力な浮力の2個のタルを引っ張って巨大鮫が追いかけてくるんだね。

やがてエンジン室から煙が噴出し漁船は航行不可能となる。

海洋学者のリチャード・ドレイファスは、檻を海中に沈ませ、其の中に自分が入って近づく鮫に毒物を仕込んだ銛を打ち込む作戦に賭けるんだね。





もう、映画の内容は、皆さんもご存知だろうから、このぐらいにしておこう。兎に角、この『ジョーズ』と2作目の『ジョーズ2』が面白かったね。














『ジョーズ2』ラスト、ロイ・シャイダーが捨て身で発する単調な音に導かれて盛り上げるような波を立てて迫り来る巨大鮫を正面に捉えたシーンが凄かったね。








オレは、この映画を観たのは封切り館ではなかったね。たしか、おふくろと妹と3人で大阪末吉橋の下駄履きの映画館中央シネマで観たと思う。

テレビの予告編で観ていたので、おふくろに観せてやろうと思って誘ったんだね。封切りから2年後ぐらいだったかなあ?

親子3人で同じ場面で吃驚してガタッて身を震わせて跳ねてたね。「ビックリしたなあ~」って小声で云っては笑ってたよ。





「人がビックリしたり怖がったりする肝を押えた映画やったなあ」って、おふくろが云ってたね。

未明の道を3人で話しながら通い馴れた長堀通りから南綿屋町筋へ折れて歩いて帰ったよ。

「今時、気楽な映画館やな、また行こなあ」って、おふくろが随分と喜んでいたね。













1975年(昭和50年)12月 『ジョーズ』の封切り館 道頓堀の松竹座 








茨城県鉾田市沖で、今日(7日)は、4メートル級が海岸から50メートル以内で16尾発見されたらしいね。小魚の群れを追って接岸しているらしい。








今ちょっと、頭の回転が悪いのかして話しのネタが浮いて来ないよ。




























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