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あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

サクラ 真っ盛り

2020-04-04 16:26:41 | Weblog
またまたサクラ。
珍しくもありませんが、つい載せたくなってしまいます。

満開の高野川河畔のサクラです。



狭い土手にはちらりほらりと2,3人連れの花見客、その急な土手の下を
散策の人たちがスマートフォン片手に行き交います。
空は青空、風もない絶好のお花日和。

小さな中州でイカルチドリが抱卵にかかっているのでしょう、
近くにハシブトガラスが舞い降りたとたん、
2羽で激しい声での威嚇が始まりました。
悠々と歩き出すカラス、一生懸命それを追い立てようとするチドリ。
がんばれ、イカルチドリ!!
あきらめたのか、やっとカラスが立ち去ると、
チドリは鳴くのを止めましたが、2羽で中州を走り回っていました。
まだ安心できないのでしょう。

高野川から鴨川を南下します。
丸太町橋から見る鴨川上流です。


毎年同じ光景ですが、
この辺り、鴨川では一番きれいなポイントです。




バス停の片隅にスミレを見つけて、
ラララ・・・の気分で摘んで帰りました。


花と鳥と・・・

2020-03-30 19:28:47 | Weblog
3月もあと1日。
例年なら奈良のお水取り、比良八講の行事も
今年は気づかずに京都の冬は終わります。
人間は恐いウィルスに振り回されていても、
自然界は芽吹きのときを迎え、つぼみをふくらませ、
花が咲き始めます。
あれ荒んだヒトの心にボッと明かりを点してくれますね。

ソメイヨシノは一部満開になりました。


こちらはオオシマザクラ


ボケは真っ赤に燃えています。


ライラックも咲き出しています。





アオサギはこのシダレザクラがお気に入りのようです。



いよいよ旅立ちの相談をしているのでしょうか、
ツグミがエノキに群れています。




水辺ではカモが少なくなりました。
イカルチドリやコチドリが鳴き交わして
いよいよ抱卵を始めたようです。
昨日、中州でハマシギを4羽見つけました。
鴨川でこの鳥を見たのは何年ぶりでしょう。
古い記録を辿ってみたら最後は平成10年頃でした。




柳の芽吹き

2020-03-20 15:07:16 | Weblog
気温が異常に上がって、花があちこちで開花。

土手ではトサミズキが咲き、


河川敷ではコブシも咲き出しました。




ユキヤナギ、レンギョウ、ハナニラに混じって
真っ赤なツバキもまだ咲いています。


シダレヤナギも芽吹きです。
鴨川べりはサクラと同じくらいに多くのヤナギが植えられ、
大きくしだれた枝がずーっと続いて、
きれいな風景だったのですが、
一昨年の台風被害で枝が折れて貧相になりました。




こちらは、わが家のキンセンカ。
花が大きくて長く咲いています。





一番ザクラ

2020-03-12 13:44:32 | Weblog
この2,3日、暖かい日が続きます。
この陽気に誘われて、気象庁の予報よりもぐっと早く
ソメイヨシノが咲き始めました。
荒神橋の左岸にあって、
毎年他のソメイヨシノに先がけて、健気に一番乗りをしている古木、
わたしが勝手にわたしの標準木としている木です。
今年は去年よりも13日も早く開花しました。








賀茂大橋の右岸にあるオカメザクラは
まだ咲き誇っています。


赤い帽子の園児たちもお散歩です。


土手のアンズもつぼみがふくらみ、
早いものはもう咲いています。



見上げれば芽吹きにはまだ早い大きな木の
トビの古巣にアオサギが1羽。

御所の一角を占めていたコロニーを追われて
新たな営巣場所を探しているのかもしれません。

オカメザクラが咲き出した

2020-03-01 20:29:15 | Weblog
暖かい一日になりました。
コロナのせいで外出は控えるようにといわれていますが、
閉じこもってばかりでは息詰ってしまいます。
人混みを避けようとすれば、
鴨川を歩くのが最適です。

賀茂川と高野川の合流点(鴨川デルタ)では
若い人たちで賑わっています。


川向こうには長徳寺のオカメザクラが見えています。
満開に近づいてきました。






この桜が終わると、いよいよソメイヨシノの開花です。

帰り道、ジョウビタキにやっと出会えました。


ホシハジロも来ていました。
潜って顔を上げたところなので、
頭に水玉が散らばっていますね。


ユリカモメのいなくなった鴨川ですが、
オカヨシガモやカワアイサ、オオバンなど・・・。
河川敷で採餌していたヒドリガモの群れが
子供たちに驚いてさーっと飛び立ちました。
たまにカイツブリに出会えることもあります。

それにしても、コロナ、早く終息してほしいですね。





白峰神宮と戻橋

2020-02-22 13:42:31 | Weblog


足のスポーツ、特にサッカーの守り神として有名な
白峰神宮にはちょっと変わった松の木があります。


普通の松は針のような葉が2本ずつになっていますが、
この松は3本ずつあって、「三葉の松」といわれ、
この神社のご神木とされています。


あまり大きな木ではありませんが、
枯れ葉は金色になると言われています。
(でも落ちている葉は普通の茶色でした)





ちょうど剪定されている時だったので、
1枝もらってわが家のご神木にしました。
(ご利益ありますように!)


ここを少し南に下がると「戻橋」。
この橋の際にはカワヅザクラが
今にも満開を迎えようとしていました。
例年より10日ほど早いようです。







戻橋は、正式には「一条戻橋」といわれ、
平安京造営の時に堀川に架かる橋として造られました。
現在の橋は平成7年に架け替えられたもの。
平家物語や源平盛衰記にも登場しており、
多くの怪奇物語や伝説で有名です。
近くには安倍晴明を祀った晴明神社があります。

梅と桜と・・・

2020-02-11 14:56:47 | Weblog
川べりも春色が濃くなってきました。
グラウンドでサッカーに興じる子供たちの声も弾んでいます。
明るい春空は久しぶり。
雪空続きでよどんでいた空気がすっかり洗われて
気分も爽快です。

鴨川の白梅が満開になりました。




嗅覚の衰え始めた我が身にもほのかな香りを感じます。
いいですね、梅の香り。


今朝は河津桜の開花を聞いたので、
三条大橋まで足をのばしてきました。
観光客の足は少なくなったとはいえ、
春の日差しいっぱいの休日は
川辺りを歩く人も結構多くなりました。



ここは三条大橋の西詰、
弥次喜多コンビがこの麓に佇み、
大橋らんかんの擬宝珠のずーっと奥には
雪を冠った北山が望めます。

この弥次喜多さんのとなりに河津桜が植えられています。
まだほんの咲き始め。




淡いピンクがきれいです。
「あ、桜が咲いてる!」と中年のご夫婦が
嬉しそうに眺めて通り過ぎました。

帰り道、
河川敷でちょろちょろしているツグミを追いかけ、




中州で休むカモたちにちょっとカメラを向けて
今日のお散歩は終わりです。

植物園 春近し

2020-01-27 14:19:05 | Weblog
植物園の中にある生態園が好きで、
園へ行けばそこばかりを歩いています。
日差しはあっても寒い日は入園者もチラホラ。

芝生広場も親子連れが2組だけ。
遊び場ではない生態園ではなおさらのこと。
行き交うのは同好の士と思われる人ばかり。
大きな大砲カメラを肩に、梢に目をやるオジサマ、
「何か見られましたか」「いんや、何にもおらへんわ」
探し物をするように目をはいつくばせているオバサマ、
「フクジュソウが咲いていますよ」「え? どこどこ・・・」

咲いていましたフクジュソウ、やっと見つけました。


池の近くにはフキノトウが。


そのそばには緑色の小さな花をつけたオニシバリ。


水辺には石の上まで蔓をのばしたエンコウソウ。


ヒヨドリジョウゴが真っ赤な実をいっぱいつけています。


咲き残っているサザンカ、名前は “笑顔” ですって。


今の時期にも咲くサクラ “フダンザクラ” がきれいでした。





この桜の原木は、わたしの故郷にあります。


帰り道、府立大学のグランドでエミューに出会いました。



大きいですね、びっくり! 
府立大学で研究用に飼われていて、
研究員と一緒にお散歩の時間だそうです。





大寒とはいえ 日差しは春

2020-01-22 20:09:49 | Weblog
強い日差しに誘われて川辺に出て見ると、
風というより空気はしっかりと冷たい。
風景だけは春だあと見ていても、
ジーンとした冷えが体にまつわりつく。

4,5日前の河川敷。
元気のよい子供たちのかけ声が響いて
手製と思われるタコがあちこちで上がっていた。




賑やかでいいなあ、と橋の上からしばらく見とれていた。
橋の麓にはナンテンが赤い実をつけている。
そういえば、この冬はナンテンの実がよく目立つ。
鳥に狙われてそのうちなくなるだろうと思っていたが、
今年は一向になくならない。
ヒヨドリやムクドリの好物のはずが・・・。
彼らが少なくなったのか、ほかに美味しいものがあるのか。
とにかく街中でナンテンの目立つこと。

岸辺の淵の片隅に丸い穴、小魚がよくサギに狙われる場所がある。
今朝はなぜか、そこにいっぱいの小魚がウジャウジャ。
夜みんな集まってここで寝ていたのかな?

早く分散しないとまた狙われるよ!


ヒドリガモのお散歩。
近づいても平気、慣れたものですね。








春はそこまで来てるのに

2020-01-12 15:27:46 | Weblog
寒の入りだというのに、暖かくてホッとしていたら、
今朝のこの冷たさ! ブルッとしながら通りを掃き終えた。
そうだ、京の底冷えだ。

でも、春は確実に近づいている。
青空につんと突き出した梅やコブシのつぼみがふくらんだ。




ジンチョウゲももうじき咲くだろう。



この頃はつい出不精になりがちなので、
ウォーキングを兼ねて図書館通いを続けている。
寝る前の1時間ほどが私の読書タイム。
読みたいのはエッセイ集。
身近な話題をおもしろおかしく書かれているもので
あまり古くないものを選んで借りてくる。
笑ったり、しゅんとしたり・・・、これが楽しい。

ひところは時代小説にはまって、
主人の買い貯めた本を片っ端から読んでいた。
ずらりと並んだ本棚を眺めて、また、読みたいものを見つけた。
一度は読んでいるけど、内容はほとんど思い出せない。
『風の市兵衛』シリーズだ。
そろばん侍<唐木市兵衛>が風の剣を振るいながら
悪党に立ち向かうというストーリー。
あそうそう、そうだったと読みながら
2回目の読書を楽しむ。



さあ、今晩はどちらを読もうかな〜。
無事に過ごせた1年を感謝しつつ、
今年もいい年でありますように・・・。