アオツヅラフジ

垣根に絡み付いて年々広がっていくアオツヅラフジ。
今年は例年になく多くの実をつけました。

するすると垣根を伝って上に伸び、
さらに大きな木に移って、伸びる一方。
どこまで伸びていくのやら・・・
と思っていたら実が大きくなるにつれ、
持ちこたえられなくなって、すとーんと真っ逆さま。


宙ぶらりんになったまま伸びたものの
これ以上伸びたら地上にぶつかるので、また上へ。


生命力旺盛なツルです。
きれいに青ずんで人にも鳥にも目立ちます。
そのうち、ムクドリかヒヨドリに見つけられて、
またたく間になくなってしまうでしょう。

真っ黒に熟したら、中に入っている
カタツムリのような種を見られたらいいのに・・・。

８月寸景

昨日午後の空。
モクモクと動く白い雲。
入道雲に発展するかとひそかに期待したが、
そのまま移動して行った。青と白のコントラストに見入るばかり、美しい。


夜８時、久しぶりに鴨川へ夜空を見に出た。
初秋を感じさせる涼しい風に吹かれながら見る
真上に輝く「夏の三角」がきれいだ。
白鳥座を隠すような雲は一切れもないが、
北を仰げばカシオペアも北極星も雲のなか。
南を見れば、流れる雲の合間に
３つの大きな星が見え隠れする。
あれが火星？　その上が土星？
さらに下にはさそり座のアンタレス？
星座表を確認して来たので、間違いはないと自分に納得させて・・・。
残念ながらいくら夜空がきれいでも天の川は見えない。


あけて今朝は日陰の風が心地よい。
中州に点々と咲く黄色の小さな花を見つけ、
その多さに驚いてカメラを向けるものの、よく分からない。

多分、ヒレタゴボウではないかな？

岸辺にフヨウを見つけた。



ところで７億円マンションのその後。

鴨川の対岸から見るかぎり、作業壁に囲まれて全然分からない。
多分しっかりとした工法で進行中なんでしょう。（右は別の建物）
その背後に少しだけ見えるのがそれに隣り合わせに建つ５階建てのマンション。
家の屋上から見ると、屋根の形が見えはじめました。


騒々しいのにも馴れましたが、景色はすっかり変わります。

どしゃ降り雨

ネタ切れと重なってはや１か月も経ってしまいました。

暑いと言っては横になり、運動不足を自認して手足だけばたつかせたり、
どうせ撮るものもなしと、出かけてもカメラを持たず、
怠けもいいところ、どうやらすべてが鈍くなったようです。
困ったもの・・・。
この間に藤沢周平に夢中になりました。

夕立３日、今日もまたそろそろ降り出すかと思っていたが降らない。
では、五山の送り火も無事かと思いきや、
点火時間の８時頃からダダッと降り出して、TVの中継も途絶えがち。
保存会のかたがたのご苦労で４山は燃えたものの
最初の大文字は細々と灯ったようだけど、
派手さはなかった。
この日のために準備された方々のお気持ちを思うと切ない。
どしゃ降りの雨は続いて外に出られず、テレビに向かって手を合わせた。

昨日の夕立。

雹ではないけれど大粒の雨の音が大きい、
向こうの建物が何も見えない。

道路も川のように水が流れる。

天を仰いでいたヒマワリもまいった！！


８月の川辺の花もさびいいかぎり、唯一咲いているのは



ヤノネボンテンカ（タカサゴフヨウ）だけ。これももう終わりです。
アオイ科で一日花、葉が矢じりのような形をしています。


でも、ケイトウが咲き始めました。
秋の気配ですね。