散歩道

鴨川らしくない景色、これがわたしの散歩道です。
草は茫々で、原野のように見えますが、れっきとした河川敷です。

賑やかだった花の時期も終わり、枯れ葉が目立ちます。
この中に潜む虫を追って、スズメやムクドリが子連れで飛び交っています。
枇杷の実をくわえた親をハシブトカラスの若が追っかけています。
人には見苦しい荒れ野も、鳥たちにとっては楽園ですね。



春にはいろいろな花が咲きました。

ツバメのひな

飛ぶのに疲れたひなが１羽休んでいます。
ツバメのひな２番子でしょうか。

「アレ～、母さんどこ行ったの？
ボクの前に誰かが近づいてきてるんだけど・・・」
近づいても逃げないで、不思議そうに見ています。
見られているのはわたし。「さあ、がんばって飛ぶのよ」。


ブログを始めて４年半。ここらでまとめてみたいと思い立ち、
冊子にしてみました。これもまたいいもんですね（自己満足？）。

梅雨入り

昨日梅雨入り、きょうは雨。アジサイには雨が似合いますね。

あちこちでよくさえずっていたオオヨシキリがいなくなりました。
繁殖地に移動したのでしょう。

カワセミが岸辺の石垣で繁殖し、３羽の雛が孵ったニュースも入ってきます。
そのうち探しに出かけましょう。

カモの親子が７羽、すっかり大きくなって親と同じくらいになりました。
砂地の中州で６羽の子ガモが羽に顔を埋めて休んでいる横で、
親は立ったまま四方に目を光らせています。幸せそうな親子・・・。
今のうちだよ、子ガモくん。もうすぐ独り立ちするんだよ。

カラスの一撃

アラカシに営巣していたハシブトガラスのひなが、ようよう巣立った。

近くのアンテナで親子カラスがさかんに鳴き交わしている。飛び立っては場所
を変えて鳴く親、後を追うひな。並んで止まり、嘴をつつき合ってのスキン
シップ？が、何とも微笑ましい。
大きさはほとんど変わらないし、雨空では口の中の赤い色も見えない。どっち
がひなだろう？

そこへトビが通りかかった。
親らしきカラスが猛然と追いかけ、トビに体当たり攻撃。一瞬たじろいだトビ
は宙返り、あわや落下！…と思いきや、平然と飛び去った。

やっぱり、猛禽は強い？　それとも、プライドの誇示？