雨が上がって・・・

雨上がりのすっきりした秋の風景になりました。
久し振りに川辺に出てみました。
かなり増水していた鴨川も少し落ちつき、
倒された草の中ではヒガンバナの赤が目立ちます。

キンモクセイが咲き始めました。


ウスギモクセイはそれより一足先に咲き出したようで、
今、満開。いい香りが鼻をくすぐります。



古木ですが毎年大きくなり、今は後ろのエノキを隠すほどになりました。


河川敷の草たちも元気そのもの。
かわいいシメジのような茸があちこちに出てきました。



まだまだ増えそうです。


ツユクサの紫色が目立ちます。


ナンバンカラムシ。
ドンゴロスのような強い繊維をとるために
栽培されたのが野生化したようです。


シャクチリソバ。
いつもこの時期には岸辺一面を白い花が覆っていましたが、
今年はなぜかこの１株だけ、さびしいです。

この近辺にはありませんが、賀茂大橋を越えると
セイタカアワダチソウが黄色い花をなびかせていました。
それを見たとたん、クッシャ〜ン！
そうだ、私は秋の花粉症だったのだ〜。

私たちは仲間です

河川敷の草刈りが始まりました。
台風も終わり、秋空に白い雲。
トビが舞い、コオロギが草はらの中で鳴きあっています。
まだ気温は上がるようですが、確実に秋ですね。

今回は咲きそろったヒガンバナ科を集めてみました。


ショウキズイセン
今年初めて河川敷の片隅で数株を見つけました。
鮮やかな黄色です。


ヒガンバナ（赤）
岸辺のはほとんど刈り取られてしまいましたが、
あちこちでどんどん蕾が芽を出しています。


ヒバンバナ（白）
これはプランターで咲きました。
散歩の友達Kさんから戴いた球根が毎年花を咲かせてくれます。


ナツズイセン
これは７月にupした大蓮寺さんのお庭です。


サフランモドキ
ピンクがきれいです。


タマスダレ
これは石垣の際から芽を出しました。

岸辺の草が刈り取られた後、すぐ花芽が出てきました。
刈った草が盛られているその間からですよ。すごい生命力ですね。


これらの花はみんな仲間、咲く時期もナツズイセンを除いてほぼ同じです。

初秋の水辺

すっきりとした秋空にはほど遠いですが、
朝方はすっかり涼しくなりました。
水辺にも秋の花が出始めました。


お彼岸が近づくと早々に咲き始めるヒガンバナ。
一番に咲いたこのグループ、「あれ　もう咲いた」と、人の目を惹きます。
あちこちの草の中にも赤い蕾が潜んでいます。


今年特に増えたのがセンニンソウ。



石垣いちめんを覆っています。
クズに負けずとどんどん縄張りを広げて行きます。

毒さえなければ手折って帰りたいくらいきれいな花ですが、
残念ながら毒持ちなのですね。
葉や茎にかぶれを起こす有毒物質を含んでいるらしい。
おおこわ〜〜。

マルバハッカもよく咲いています。


オギも朝日に映え、風になびいてきれいです。


道路の片隅でザクロソウを見つけました。

この小さい草のどこがザクロに似ているの？
葉がザクロの葉に似ているのだそうです。


追加です。
９月１２日　コガモがやってきました。ここでは去年より２０日ほど早い初認です。






台風がまた発生したようです。
この美しい国土をもう荒らさないでほしいと祈ります。

漢字ミュージアム

八坂神社の近く、中学校の跡地に素敵な建物が出来ました。
漢字なら何でもござれの「漢字ミュージアム」です。




いきなりですが、問題です。

これは何と読むでしょう？　答えはカバーしました。
こういった珍問奇問がたくさんパネル表示されていて、
なかなか前へ進みません。（この答えは最後にあります）

さて、中に入りましょう。
入場券にも問題が３問、さて？　と考える間もありません。




玄関に入るとまず大きな１字がお迎えです。
毎年元旦に清水寺の貫主さんが筆を執られるので有名ですね。
昨年の漢字「安」です。

この字の裏を右側の壁に沿って展示物を観て行くのです。
漢字の生い立ち、国字、漢検ラウンジなどいろいろ。
この階の真ん中には大きな柱「漢字５万字タワー」があり、目を惹きます。

柱４面にぎっしりの漢字、観たこともないような漢字がぎっしり、圧巻です。

この柱を巡りながら２階へ進みます。
「漢字回転すし」
魚偏のすしネタがぐるぐる回っています。

「へえ〜　こんな字もあるんだ」

他にも「おもしろ漢検コーナー」「四字熟語で遊ぼう」などなど、
楽しめるコーナーがたくさんあり、夏休みとあって、
親子づれが真剣に漢字に挑戦していました。
私もまた挑戦してみたいと思います。



さてはじめの問題の答です。

な〜るほど！