あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

梅雨の鴨川

2010-06-26 19:56:38 | Weblog

土手の片隅、ニセアカシアの切り株の周りに
ギョッとするほどたくさんのキノコが生えていました。
昨日までなかったのに一夜のうちに・・・。
こういうのがあちこちで見られるのも梅雨なんですね。


ツルヨシが匐枝をどんどん伸ばし、川底に広がっています。
橋の上から川を覗くとその様子がよく分かります。
こうやって根を張り、そこに流された土砂が積もって
中州が造られていくのですね。

 
フェンスではシジュウカラの母さんが、やさしい声で
ついて来ない子どもたちを、しきりに呼んでいます。
「早く行かないと大雨になるよ~」
遊びが楽しくて、なかなか言う事を聞かない子どもたち。

きょうも雨、あしたも雨。梅雨まっただ中です。


坂越(さこし)の牡蠣

2010-06-18 19:40:08 | Weblog
牡蠣の旬は冬、rのつかない日は食べられない、と言いますよね。
ところが、ここの牡蠣は夏も食べられるのです。
「夏味牡蠣」といって、この牡蠣は水温の低い海の底で岩牡蠣と同じ
ように育てられています。さっぱりとした旨味をもち、焼いても蒸し
ても生牡蠣のようなふっくら感があります。
これが魅力でここまでやって来たのですが、正直「大丈夫かな?」
という不安はありました。それを払拭してくれたのが、このお兄さん。
 
 
「おいらは夏でも食べてるよ。ここの牡蠣は深~いところで育ててい
るんやから大丈夫。年寄りの人が冬しか食べんちゅうのはわからん。
こんな旨いのに…」ですって。
一生懸命牡蠣の水揚げをやりながら、にっこりと話してくれました。

ここ坂越は播磨灘の入り込んだ一画にあり、牡蠣の養殖場があります。
前方には砂利採取で大きく削られた惨めな姿の家島諸島が見られます。
波の打ち寄せる磯にはゴミもほとんどありません。こんな所で大きく
なったカキが美味しいのもうなずけます。
岸壁の際に「しおさい市場」があり、ここにとれとれの牡蠣料理を出
す「くいどうらく」があります。


市場の中の生簀では、大きなモンゴイカがのっそりと泳いでいました。
それに倣ってこちらもゆっくりと一日を楽しんできました。









初夏の楽しみ

2010-06-05 16:30:02 | Weblog


一粒の実がぽとりと落ちた。
ふっくらと丸い赤紫色のその実は
口に入れると、甘酸っぱさが口一杯に広がった。
う~ん、おいし~い!
日一日と色づいて、きょう、満を持して落ちたのだ。
苗から育てて3年目、ようやく50個ほどの実をつけた
ブルーベリーの実。
屋上テラスでのわたしの楽しみです。



もう一つはアジサイ。
今年もたくさん咲いてくれました。