あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

春です!

2011-02-28 11:14:12 | Weblog
いよいよ3月。
シダレヤナギがきれいな若草色に染まってきました。
芽吹きはもうすぐ。
シダレヤナギの一番美しい季節がやってきます。
川端通にはこの木が多く植えられていて、春の到来を一番に感じます。

ユリカモメが少しずつ減って、とうとう今日は1羽も見かけませんでした。
昨日は、石垣に佇む最後になった1羽。
何を思うか、鴨川に名残を惜しんでいるようでもありました。



こちらはヒドリガモ。
毎日少しずつ増えて、今日は50羽。芝生と水辺を行ったり来たり。
人や犬が通っても警戒はするが、さほど驚かない。

ヒドリガモがこれほど多く芝生に上がってくる事は、今までありませんでした。
今季は何故こんなに多いのか、考えてみました。

去年の夏中州の草刈りで餌になる草が刈られた。
その後ミゾソバ、タデ、シャクチリソバなどの草が生えてこない。
これらの実を好んで食べるカモ、とりわけヒドリガモは・・・コマッタ。
中州や寄り州では餌にありつけない。
そこで目をつけたのが芝生。来てみたら格好のえさ場だった。

というわけでしょうか。
お尻ふりふり、ヨチヨチが何ともかわいいのです。

鴨川河川工事2

2011-02-15 14:18:22 | Weblog
「中州がなくなった」とぼやいてから2日目。
今朝、見事に中州の一部がやり直されていました。



「中州の両サイドを少し残して中に溝を造る」の
図面どおりとはいえ、何ともお粗末な中州です。
これで「中州は残す」になるのでしょうか。
これでは笑いものですね。

“景観がよくないから中州を全部取ってしまえ”やら
“鳥や魚のためにも中州は残して”やら
いろんな声の両方に耳を傾けると、こうなるのでしょうか?

季節が移り変わり、日照りや雨の恵みを受けて
また、青々とした中州のできるのを
待つしかないか・・・。

鴨川河川工事

2011-02-13 16:10:59 | Weblog
河川工事で中州がどんどん削られています。
先日、府土木事務所の係の方に聞いてみました。
「中州は残すということですが、どうなるのですか?」
「長い中州を縦に大きな溝を付けて、水がよく流れるようにするのです」
「???」
大きな図面を広げての説明によると、
中州の両サイドを50センチほど残して水を通すのだそうです。
「なんでそんな必要があるんですか? 中州の両側、右にも左にも
 大きな流れがあるじゃないですか」
「でも、それだけでは・・・」
「寄り州は全部とって中州はそのままにしたら、水の流れはよくなりますよ」

そして、今日。
例の中州はほとんど除去されて、平坦になっていました。
話がまるで違います。

別の場所では「被災の復興工事」ということで、
石垣の補修工事が始まって2週間。
水の流れを止める作業がずいぶん手間取っているようです。
やっと底が見えたと思ったら、すぐ水が溜まってしまう。
水との格闘?で、石垣工事は進まない。
散歩の人たちの声が聞こえます。
「なにやってんだ、これは!」
 

目を他に向けましょう。
梅が咲き始めました。ホッとします。