あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

散歩道の片隅で

2015-05-29 16:48:46 | Weblog
今回はぼやきから始まります。

日照りが続きます。
水辺は石ころが目立ち、寄り州の片隅では水はけが悪く、
ヘドロのような、灰汁のような灰色の泡が溜まっています。
雨が降らないかぎりこのアクは溜まる一方、
水路を造らないと流れません。
土木事務所の巡回車が1日何回も通っているのですが
気づかないようです。たまりかねて電話をしたら
翌日はきれいになっていますが、すぐまた溜まってしまいます。
土木事務所さん、この状況おわかりですか!
「鴨川をきれいにしましょう」とは空々しくなります。




この際で少し大きくなった親子が休んでいます。
昨日はこの汚い水の中で餌を探していたのですよ。


下ばかり見ないで、今度は上を見ましょう。
うろこ雲! 2,3日前の朝、空いっぱいに広がっていました。
見事でしたね。




橋のたもとにはスモークツリーが曇り空にとけ込んで


病院の横の石垣には今年もクリの花が咲きました。
去年は実がなって間もなく落ちてしまいましたが、
今年は大きくなりますように。





相変わらず、カモの親子がほとんどいない水辺で、
迷子の子ガモはときどき苛められながらも
ひとりぼっちで元気に育っています。
その子を探すのも、散歩人の楽しみなのです。








カモのひなが少ない!

2015-05-20 11:46:18 | Weblog
はや5月も後半になったというのに、カモのひながなかなか見られません。
今年はまだ数組、しかもひなは3から6羽くらいという少なさ。
ひながたった1羽という親子もいます。


しかも昨日見たのに今日は見られないという状況です。
カモだけではありません、スズメ、セキレイのひなもです。
今年は気温の変動が激しいのが影響しているのでしょうか。

さて白い花の続きです。

イボタノキが白い花をいっぱいに咲かせています。
枝は上向きで、のびのびと広がっています。




近くの垣根には同じイボタノキ、でもよく見ると、
こちらはおしべが2本花弁より突き出ています。
枝振りもちょっと違って垂れ気味です。
セイヨウイボタでした。





白い花ではありませんが、最近中州によく見られるのが
キツネアザミ。アザミの親戚なのにトゲがありません。
猟師に追われた狐がアザミに化けたが、慌てたので、
棘をつけるのを忘れたという伝承もあるようです。




側溝の片隅で、オオジシバリが朝日に輝いてきれいでした。





5月の花は白ばかり

2015-05-12 20:03:47 | Weblog
撮り貯めたものを整理していると、何と花は白ばかり。
5月って、白が似合うのでしょうか。
今日はそんな花のオンパレードです。



ハクチョウゲ。
白鳥と関係あるの?と言いたい名前ですね。
河川敷のあちこちで咲き始め、白い粉をかぶったようです。
よく見るととてもかわいい花!


テイカカズラ。
ぎっしりと垣根を覆って・・・。
いっせいに風車が回り出しそう。
このテイカカズラの実はまだ見たことありません。


トウオガタマ。
バナナとかパインの香りがするらしいけれど、
鈍感な鼻持ちのわたしには??です。


ニセアカシア。
ほんわかと風に漂う香りは爽やかです。



エゴノキ。
果皮がえごいことから名づけられたという
この木の実はヤマガラの大好物だそうです。

まだ白い花は続きます。また見て下さいね。


5月の水辺

2015-05-03 11:46:42 | Weblog
花いっぱいの5月。
昨日までの快晴は暑すぎました。
京都では昨日31℃まで上がり、今年初めての真夏日。
今日は少し雲がかかっているものの爽やかです。

河川敷は年に何回も草刈りが行われるので、
植生はどんどん変わっていきます。
マツバウンランはどこへ行ったやら・・・。
代わってアカバナユウゲショウが増えてきました。

道ばたに見られる花々です。


マツヨイグサ。
石垣に守られてがんばっています。
早朝なので、花弁がまだ伸びきっていません。


どんどん増えるナガミヒナゲシ。
バックの白い花はウツギです。


賀茂大橋の欄干のわずかな隙間から、
今にも飛んでいきそうなタンポポの綿毛。


土手に植えられたタニウツギ。


バイカウツギ。
梅花でも花弁は4枚です。


斑入りタニウツギ。
お地蔵さまを守るように、その傍でひっそりと咲いていて、
今まで全然気づきませんでした。

今年はカモの孵化が遅いのです。
散歩を少し延長してカモのひなヤ~イと探しに行きました。
いました!1組。ひなは8羽、生まれたばかりです。


おまけはヨシガモ。
マガモのペアの前で一生懸命ディスプレイしてましたね。
ヨシガモさん、暑くなるよ、北へ帰らなくてもいいの?


鯉も水しぶきを上げて飛び跳ねていました。
新しいいのち誕生の季節、水辺は活気に満ちています。