あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

時代祭

2019-10-26 19:37:47 | Weblog
即位の礼の式典のため、今日26日に延期された時代祭。
暑くもなく寒くもなく、いいお天気になりました。
もみくちゃにされそうな行列見物は避けて、
行列前の御苑の中を歩いてきました。

行列に参加するための馬や馬車が丸太町通を、
走行する車の脇を通って京都御苑に向かいます。

馬にとって車道は恐いでしょうね。


きれいに着飾られて馬方さんに寄り添いながら
歩いたり、とまったり、一体どこへ行くの?(と、馬さんは思っているかな)


首長用の馬車も3台、ちょっとカッコいいものです。

御苑の広場には出場者や馬、それを見る観光客で
ごった返しています。

馬の休憩コーナーです。







こちらが出場者の休憩場所。
ここで出場者の説明を少し、(別コーナーからの引用です)
   時代祭行列は、京都全市域からなる市民組織「平安講社」(全11社)
  によって運営されています。現在では、明治維新時代、江戸時代、安土桃
  山時代、室町時代、吉野時代、鎌倉時代、藤原時代、延暦時代の8時代を
  20の行列に分けて1列ずつ担当している他、江戸時代婦人列、中世婦人
  列、平安時代婦人列は京都の5花街が輪番で奉仕するなど、総勢で約
  2千名が参加する一大行列となっています。
   この講社は市内の各学区がそれぞれ毎年交代で参加しています。

私の学区は今年が当番で、いつも藤原時代を担当しています。


この3人は藤原時代のお公卿さんです。


こちらは山国隊の休憩場所です。


この方々は何時代の風俗でしょう?

山国隊とは、戊辰戦争のとき、山国村の郷士83名が官軍募兵布告に応じて
参戦し、農兵隊ながらも慶応4年、錦の御旗を護衛して凱旋した故事にちな
むもので、時代祭の魁としても知られています。
時代祭では、いつも先頭で行進しながら笛や太鼓を奏でる少年たちの力強い
ピーヒャラ、ピーヒャラの音色が行列を盛りたてているように思います。
その少年たちの装束は、写真のような服にわらじ履きです。




行列の出発は正午、その前に「行在所祭」という白川女による献花奉仕があります。
頭の上にお花をいっぱい乗せている白川女、重そうですね。


いよいよ行列が始まろうとしています。




 
 


秋、なかば

2019-10-22 11:27:36 | Weblog
いよいよ秋も半ば、サクラの紅葉が始まりました。





ヒドリガモもやって来て、今朝は40羽を数えました。
岸辺を行き来するもの、中州で羽を休めるもの、
帰って来たよと言ってるように賑やかで
見る側も足を止めて見入ってしまいます。





コガモが数羽、マガモの中にオナガガモが1羽。
そのうちにユリカモメもやって来て、
冬の川辺らしくなってくるでしょう。
でも、でも、今年は数が少なくて、何とも寂しいこと!
小鳥たちもまだ揃わないのです。

キンモクセイが2度目の満開に香りを漂わせ、
シャリンバイの実はまだ色薄いまま。


アオツヅラフジは殆どの実を食べられてしまい、
ノブドウの実もなくなってしまいました。

花の少ないこの時期、ヨメナのかわいい花、
それに色濃いイモカタバミが咲いて、きれいです。