あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

御苑を歩く

2017-02-27 16:42:06 | Weblog
ぽかぽか陽気のひととき、
御苑を歩いてきました。


この案内図の右側中央の「清和院御門」から入り、
右手の小径に沿って京都迎賓館の横を通り、
「母と子の森」の鳥の水場で小鳥を探します。
いつも大勢のカメラマンなのに、今年は鳥が少ないせいか、静かです。
人馴れしたシジュウカラとヤマガラが
餌はないかと飛び回っています。


近くの広場にはこども用に図書を収めた小さな小屋があります。、
丸太のベンチで鳥の声を聞きながら読書も楽しいのですが、
この時期は誰もいません。


この広場の西、松林の一部は「バッタが原」として
草刈りを敢えてせず、虫たちの憩いの場?とされています。


日射しがきれいな影を落としています。





ここを抜けると京都御所の鬼門「猿が辻」。
網の中に閉じ込められた猿(木彫り)が北東の比叡山に向かって鎮座し、
御所をお守りしているのです。


この御所の北に回って近衛池。
ここは有名なシダレザクラで賑わうところですが、
今は足元でオオイヌノフグリがひっそりと・・・。


天気はよいし、日曜日とあってか、
西側の広い通りは人がいっぱい、のどかな風景です。


近衛池から児童公園を抜けて「乾御門」に出ました。(図の左上の門)

「ここでお弁当食べようか」「いいね」などと
賑やかにハイキングの一団が通って行きます。
突き当たりには右寄りにかすかに大文字山が見えます。

寒さは残るものの、春近し。
気持ちのいいひとときでした。



今朝の鴨川

2017-02-16 14:33:48 | Weblog
ふたたび冬ごもりから目覚めて川辺りに出ました。
3月下旬の暖かさとの予報どおり、明るい青空。
でも空気はどこか冷た〜い、そんな朝。
ジョウビタキをよく見かけます。



流れの模様がきれいです。

この頃よく見られるオオバンが中州を闊歩しています。
橋の上からパチリ。



河川敷で採餌するヒドリガモは傍を通る人にも馴れたもの。
群れの中にアレ! アメリカヒドリに近い個体を見つけました。



頭はもちろん、脇腹の赤みも少し濃いようです。
陸に上がるとその差がよく分かります。

白梅もよく咲きました。


帰り道、屏の上で居眠りしているのらちゃん、
こっち向いてと言ったら
なんかくれるの?と・・・。



春はもうすぐそこ、でも明後日からまた寒くなるようです。
早く3月になぁ〜れ!



京都御苑のウメ

2017-02-01 17:39:19 | Weblog
久しぶりに冬ごもりから外に出てみれば、
北山や比叡山はうっすらと雪化粧。
風はないけれど、京都特有の “冷え” が身にしみます。
鴨川に向くはずの足が、ウメ便りに誘われて御所に向かいます。


寒空に霞んだ北山を背後に、凛とそびえる御所の建礼門。
ここは時代祭の出発点でもあります。

いつ来ても身の引き締まる思いのするところです。

松林のなかにカメラ集団を見つけ、
早速近寄ってみるといました! アオバトです。
7羽いるようですが、3羽しか見られません、しかも高い枝に。


今年の御苑は鳥が少ないと聞いていたのですが、
ウロチョロしているはずのアオジ、ビンズイさえいず、
ツグミ、シロハラだけの淋しい園内。

さて、ウメは? まだ早くちらほら咲き。
しかも温度の急変のせいか、花がしょんぼりと元気がありません。







ソシンロウバイは元気です。


園内にはこんな大きなクスノキが何本もあります。
登ってみたくなります。


夏ミカンも1本あるのですよ。
今年はたくさん成っていて、丸太町通のバスの中からよく見えます。
緑の中の唯一の黄色、きれいです。