真如堂のハナノキ

真如堂にハナノキを見に行ってきました。
昨年は花が終わっていたので、今年は電話で確認してから出かけました。
「今が一番いい時です。早い方がいいですよ」。
善は急げです。早速出かけたのが26日。咲いていました。

立て札のある古木はさすがに花は少なく、
それから増やされたと思われる数本が、
まるで箒を逆さまにしたような樹形の枝を真っ赤に染めています。
手の届くような高さでは花を見られません。おまけに曇り空です。
すぐ横に三重塔があります。この屋根に上れたらいいのに・・・なんて、
とんでもないことを想像したりして（コラッ、不埒者め！）
双眼鏡を持ってくればよかった～。


（木の下から仰いで撮りました）

で、またきょう出直しです。空はまた全天厚い雲。
雄花が落ちて、下は赤い絨毯を敷いたようです。

白い椿が、絨毯の中によく映えます。


落ちた雄花です。真っ赤です。ザリガニのように見えませんか？

こちらはサンシュユの見頃、裏庭でひっそりと咲いていました。




サクラも満開に近くてきれいなのに、ウィークデイのせいか人出は殆どありません。
ウグイスやシジュウカラがさえずり、ツグミやシロハラが飛び回っています。

静かな本堂で手を合わせました。

ある朝、河原では・・・

よ～い、スタート！！


こらっ、待て～っ！


逃げる２人に、追う４人。


よし、押さえろ！


やったぞ、オーケー！


びしょぬれの捕物帳、ご苦労さま。

これはおなじみのロケ風景です。
某テレビ局の４月から始まる新番組の一端。何十人のスタッフに小道具いろいろ。
放映は数分でも、それにかかる時間と費用は大変なものなんですね。

鴨川はロケには最適の場所なんでしょう。
きょうも近くの喫茶店で、テレビドラマのロケがあり、
主演の松下奈緒さん（ゲゲゲの鬼太郎の奥さん役になった）が朝早くから来ていました。

花と鳥とヌートリア

気温の変動に揺れる毎日ですが、時々は雲一つない
素晴らしい青空の一日もあります。昨日はそんな一日でした。

でも心配は、黄砂、杉花粉、pm2.5など、生活を脅かすものが溢れています。
京都府の公害情報によると、９日はpm2.5が基準値を超え、43μg/m3と今までに最高でした。
花粉症に加え、これでは効果はないと知りつつも、マスクなしでは歩けません。
春だというのに不愉快な毎日です。

ともあれ、晴れた日は嬉しいものです。
ヤナギの芽吹き、咲き始めたオカメザクラ、足元にはオオイヌノフグリやタネツケバナ・・・。


オカメザクラにはメジロが来ています。


中州ではヌートリアがひなたぼっこ。


数日前にはカワアイサがペアでやってきました。


ヒドリガモがあっち向いたりこっち向いたり、みんなバラバラで水面ををつついています。
この時期だけに見られる現象ですが、
水面に浮いて来た何かの幼虫らしきものを食べているようです。
ヒドリガモは植物食といわれますが、渡去前には
栄養をつけるためにこういうものも食べるのではないかと私は思っています。

羽繕い

２、３日暖かい日が続いてホッとする間もなく今日は寒い朝になった。
比叡山、北山、愛宕山、ぐるっと見回せばみんな真っ白。
でも３月、河川敷には数少ないウメも咲き、ほのかな香りが漂う。



今朝はユリカモメが１羽もいない。
疏水から引っ越して来たキンクロハジロは潜りに忙しい。
何羽いるのかな。５、６？　潜ったのが１、頭を出したのが２、いやまた潜った。
結局８羽だ。見ていても飽きない。
１羽が羽繕いを始めた。

脚が出て来た。

ひっくり返って嘴で胸を・・・。

次はおなかを・・・。ラッコみたいだわ。

仕上がりで～す。イケメンになりました。