朝に鳥、夕にも鳥

雲一つないさわやかな秋空が広がります。
今日で何日くらいこんなお天気が続くのでしょう。
一度雨が降ってほしいな・・・。
とおしゃべりしながら川べりの道を歩いていると、
目の前をコゲラが横切った。

友人は大きなカメラをさっと向けてパチリ。
わたしは小さなカメラをもたもたしながら、やっとパチリ。


ピントはアキニレの方に合ってますね。


逆光で撮ったけどまあまあ写ってます。
バックの木が適当にぼやけてなかなかいい感じ。


まだいるので、反対側に回って今度は順光で。
コゲラは目の後に白い斑があるので、目が目立ちません。

荒神橋を越えたところで、オオバンが１羽。
夕方になってもまだ同じ所で佇んでいました。



夕方また散歩に出る。
今度はムクドリの群れに合った。
ムクドリのねぐらは市内何か所かの街路樹にあり、
ねぐらに集結する前は小さな群れがいくつも集まって、
旋回しながら水辺に降りて水浴びしたり、


大きな木に移動したり、


ギュルギュルと鳴き交わしながら何回も旋回を繰り返しているうちに
少しずつ群れが大きくなったところで
川辺り一番の大木「法務局の大イチョウ」に集結。


大イチョウの梢をざわざわ揺らし、
「ムクドリ会議（ただギャーギャーと騒ぐだけ）」が終わると、
数百の群れがいくつにも別れて、あっという間にねぐらへ飛び立ってしまいます。
時間は日の入り少し前、毎日決まっています。

７億円マンション

今年の３月、「その後のムクノキ」というタイトルで
大きなムクノキが伐採されて行く様子をご紹介しましたが、
その跡地に着々と進んでいるマンション工事の現状です。


毎日何十台もの砂利トラックが掘られた土を運び出し、
何十台ものミキサー車が工事場に吸い込まれて
やっと基盤のコンクリートが固められました。

下の写真はわが家の屋上から移したものです。

大きなタワークレーンの遥か向こう、東山の上には
青蓮院の青龍殿が見え、その手前の建物は保育園、
保育園の裏には鴨川が流れています。

京都の中では１等地なのでしょうか、
建てられるマンションは
西日本最高の７億円マンション！！
どんなお方がお住みになるのやら？？？

それに驚いた訳ではありませんが、
その工事を見ながら育ったクンシランが
狂い咲きをしてしまいました。（笑）


話変わって、水辺近くのカツラがきれいに黄葉しました。



甘酸っぱい香りもやがて強くなってくるでしょう。

こちらはアツバキミガヨラン。青空に突き出ています。
竜舌蘭と思い込んでいましたが、科は同じリュウゼツラン科でも
名前が違うようです。



その根元に１匹の蝶、ツマグロヒョウモンでしょうか。
都合良く目の前に止まってくれました。

惑星が並んだのですが・・・

少し前になりますが、
１０月１０日の夜明け前は惑星が並んで華やかな空になるとのこと。

　　　　　　　　　（図は『星空ニュース』より引用）

これはぜひ見たいものと、頑張って早起きしたのが５時過ぎ。
雲一つない夜空に金星、火星、木星そしてその横に月。
獅子座のレグルスもはっきり見えました。
夜空の天体ショウです。きれいです。

しかし残念ながら、小さなカメラでは
上に金星、下に木星と月だけで火星は写らず、
レグルスはごく小さな点にしか見えません。

それから１時間半後、たなびく雲の下にお日様のお出ましです。
１０月も半ばになると、日の出の位置も大文字山の右の方に落ちてきます。


中州ではコガモがお休みです。
お腹もふくれたのか、眠いのか、やっと落ちついたようにも見えます。


紅葉の早いアキニレの一部が黄色い葉を水に映しています。
この水面に伸びた枝にもヒタキがよく止まってくれたのですが、
この頃はさっぱり。




やって来てくれないかなあ。

カモがやって来た

白雲も軽やかに流れて、冷やっとした秋風の爽快感。
眠り足らないモヤモヤを吹き飛ばしてくれます。

まだ緑濃い荒神橋麓の広場では、
間もなく若者達がやってきて、元気のよい踊りを始めます。
１００人近いグループがお揃いのふと～いズボンをはいて
えーい、えーい、や、や、や・・・。
舞い立つ土埃もなんのその。楽しそうですよ。
これって何というダンスなんでしょうね。


１０月に入って、やっとカモがやってきました。

最初にコガモ。

浅瀬に降り立って、盛んに羽づくろいをしています。
ペアかも分かりません、仲良しです。

続いてヒドリガモ。


夷川ダムには２０羽ほどが来ていました。


このダムにはオナガガモ


ハシビロガモ


キンクロハジロも。



これからはカモの数を数える散歩になります。
双眼鏡もたずさえて・・・。