あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

初秋の花 2

2013-08-29 20:14:52 | Weblog
暑さもいくぶん和らいだ午後3時。
涼風に誘われて河原に出てみると、頭上からツクツクボウシの声。
「チュクチュクボーシ、チュクチュクボーシ、
  チューヒーヨー、チューヒーヨー・・・」
街なかでこれを聞けば、もう秋の始まり。
草はらではキリギリスが鳴いています。

空は曇っていも北山はきれいなグラデーション。


足元で群がって咲くのはノビル、可憐な花です。


ヨメナも咲き始めました。


白川放水口では今年はガガイモが大きくなっています。
毎年岸辺では見られるのですが、花の咲く前に刈り取られて
なかなか花は見られませんでした。
近づいて撮れないので、ちょっとピンぼけです。


メハジキ。上へ上へと伸びて塔のようです。


ヘクソカズラも名を恥じてか、ひっそりと垣根の片隅で
かわいい花を咲かせていました。


以前にご紹介したシマトネリコにもたくさんの実がつきました。


こちらはおまけ、鴨川のアイドル猫・シロちゃんです。






初秋の花 1

2013-08-22 14:03:21 | Weblog
昨日の夕方、久しぶりの雨上がり。
鉢植えの緑も垣根の緑もみんな、生き生きとして見えます。
その垣根の奥の木立からアオマツムシの声が聞こえてきました。
送り火が済む頃から聞こえる、毎年おなじみの声です。
今年は特にきれいな声に聞こえました。
リリリリ、リリリリ・・・、
彼らにとっては「雨に唄えば」なのかもしれません。

今回は、この時期の川辺の花を少しアップしてみました。


おなじみのヒルガオ。色気のない岸辺を唯一ピンクで彩っています。
コヒルガオもあちこちに見られます。


キカラスウリの花期は割と長く、石垣をどんどんのさばってきます。
何とも奇怪な花、でも不思議に憎めない花です。


アメリカネナシカズラ。花は小さく固まっているようですが、
じっくり見たことはありません。
名のごとく根っこのないくせに、毎年同じところに出てきます。


アレチマツヨイグサもどんどん増えています。
早くしぼんでしまうのですが、今回はばっちり撮れました。



ヒレタゴボウ。これもある一画に旺盛に繁茂しています。



アメリカタカサブロウ。漢字では「高三郎」と書くようですが、
高三郎さんではありません。語源は分からないようです。
(よく調べたらタカサブロウではなく、アメリカタカサブロウでした。訂正します)


キクイモ。これからどんどん咲いてきます。やがて河原は真っ黄色になるでしょう。

花もよく見ればみんな個性があります。
それぞれが強く存在を主張しているようで、
大きな葉に隠れている小さい花には
「もっと表に出ておいで」と声をかけたくなります。
花はどれも美しい、そしていとおしい・・・。









8月も半ばを過ぎて・・・

2013-08-15 11:34:34 | Weblog
雲一つない空、すがすがしい朝の冷気が頬をなぜてくれます。
河原に出たその時、丁度日の出前、
目の前がだんだんオレンジがかってきました。
朝日がぽっかりと顔を出したのは午前5時41分、日の出です。


白い円に黄色のゆがんだ縁取り、それをさらに大きなオレンジの輪が囲み、
写真で見る限り、実物とは大きく違って、なんだか火の玉みたいです。


こちらは雲の多い朝の日の出。まるで月?
気がついたら鳥が1羽、アクセントを付けてくれました。
月と雁、いいえ、太陽と鴨です。

7月のある日、あまりにもきれいな雲が空いっぱいに広がっていました。
ベンチに寝転んでシャッターを切ったら、アレアレ逆さまだわ・・・。
逆さまの空です。


また今日も暑くなりそうな日。
暑くなる前に涼しいうちに散歩してみようかと、
のこのこお出ましのこのカメ君、
蹴飛ばされるのは平気でしょうが、自転車にひかれたらどうなるんでしょう?
自転車の方がひっくり返るかな。


こちらは木陰、毎年のようにこつ然と現れるこのきのこ。
何と言うきのこでしょう、自信がないけどシロオオハラダケ?
どなたか教えて下さいませ。



こうやって暑い暑いと騒ぎながら、8月も半分済んで明日は送り火です。
今年も荒神橋の片隅から手を合わせましょう。