橋の上から

　黒くて丸いものを大事そうにくわえて
　石垣できょろきょろしているハシボソガラス。

　近くの青い草の中へそっと押し込むと、
　我やったり…と、誇らかな声をあげて飛び去った。

　橋の上から一部始終を盗み見していたわたしは、
　石垣を降りて草をめくってみると
　真っ黒焦げのクルミのようだった。

　では、証拠写真を１枚と思っていたら
　ころころと転がって川ん中へドボ～ン。残念！

丸太町橋の近くで昨日見つけたカワアイサは
きょうは賀茂大橋まで来ていました。
（写真は、コガモ、イカルチドリと一緒にいるカワアイサの♂）

比叡の雪

これは１月２５日の朝、丸太町辺りから撮った
比叡山の雪景色です。

この１週間、雪のちらつく寒い日が続きますが、
今までに一番寒かったように思います。

元気なのは水鳥ばかり・・・。

おお寒～～～

ヒドリガモ

ヒドリさん、ヒドリさん
こっちへおいで。

ちょっと写真撮らせてよ。
あらあら、そっぽ向いて行っちゃうの？


　　ヒドリガモは群れで土手に上がり、
　　お尻ふりふり、草の芽をついばむ格好は
　　何ともユーモラスです。

アオサギのたわごと

だれかさん

いつもあっちばっかり見てるわね。

カワセミがいたの、
イカルチドリはいつもペアでいるね、だの
ホシハジロが疏水から来たの、
やっとイカルがやってきた、だの・・・

ちょこちょこ動く鳥に、目がいくの無理ないけど、
土手の上で何かを見つめてる
この凛としたスタイル、かっこいいでしょ？

たまにはこっち向いてよ。

夕空に舞う

午後４時すぎ、雪空のような灰色の空に
どこから湧いたか、ユリカモメの鳥柱。

あちこちから集まって少しずつ大きな集団になり、
ぐるぐる回るようにして高く上がっていきます．

ユリカモメのご帰還の時間、
きょうはどこから琵琶湖に向かうのか。

北へ向かったと思ったら、南に下がり、
右へ揺れ、左に揺れて、その数は500とも600とも。

あれよあれよと見ているうちに
ウンカのような塊になって見えなくなった。

お休みなさ～い、ユリカモメ。

湖北の山

天気予報の雪マークに期待して
元旦を迎えたのに、雪は見られず。
がっかりして湖北まで出かけて来ました。

案の定の寒さ、でもここでも予報が当たらず。
がっかりしていたら、一夜明けたら一面真っ白！

おお、雪だ！
窓から湖面を見ると、カモが遠くにプカリ、プカリ・・・
でも、なにガモかはわからない。

さらに霞む向こう岸を見ると
建物や木が、縦に伸びて宙に浮いて見えた。
蜃気楼だ！
（やっぱりこれも蜃気楼って言うんでしょうね）

どんより重たい雲に覆われた湖北の山々。
足元は数センチの積雪。
一歩一歩踏みしめて雪を実感して来ました。

謹賀新年

2008年、おめでとうございます。
荒神橋から見た７時１０分、初日の出です。

この日の出に前後してユリカモメが２０６羽、
頭上を通過していきました。

この勢いにあやかって今年も飽きることなく
このブログを続けていこうと思います。
よろしくお願いします。