あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

タイサンボク

2014-06-24 20:29:01 | Weblog
鳥の春の渡りも終わり、川面にはカモの大きくなったこどもばかり。
あちらに1組、こちらに1組、親と一緒に無心に藻を食べています。
雨が降らなくて藻が増えた川も、カモにとってはいいのかもしれませんね。





この親子は人からパンをもらうのに馴れて来たのか、
岸辺に立つと向こうから近づいてきます。
毎日もらっているようですから、そのうちおデブちゃんカモになるかも?
こんなに大きくなっても羽はまだまだ小さくて飛べないのです。
(下の写真の左端が親です。どれが親か? わかりにくいですね)

先日ご紹介したカルガモの10羽のひなはどこに行ったのか?
今のところ見当たりません。

少し本題からそれました。

カモから目を転じて木の方に。
タイサンボクの花がよく咲いています。顔を近づければいい香りが・・・。










これは花びらの落ちたあとの果実を真っ二つに切ったもの。
氷砂糖のようにキラキラしたものが2列に並んでいました。
これが赤い実になるんでしょうね。

雨 雨 ふれふれ

2014-06-18 16:13:51 | Weblog
梅雨だというのに降らない日が続きます。
鴨川の水がずいぶんと減って、砂地が大きくなり、
藻が繁殖して水面は緑色になってきました。



今朝はどんよりとして北山も霞み、一雨ありそうでしたが
ほとんど降りません。



藻がいっぱいの水辺を新しく生まれたカルガモのひなが
よちよちと歩いています。藻をひっかけて転ばなければいいんですが。
このひなは2、3日前に見た時は一か所に固まって
まるで「ひなだんご」でした。



「じっとしてるのよ」
親の言いつけを守っているのでしょう。
なんとも可愛くて・・・。

近くではカワラヒワがしきりにチガヤの穂をつついています。



本当に一雨欲しいところです。

雨、雨と言っていたら懐かしい童謡を思い出しました。
  雨 雨 降れ降れ 母さんが
  蛇の目でお迎え嬉しいな
  ピッチ ピッチ チャップチャップ
  ラン ラン ラン
  
  ・・・・・

  あらあらあの子は ずぶ濡れだ
  柳の根方で泣いている
  ピッチ ピッチ チャップチャップ
  ラン ラン ラン

  母さん僕のを貸しましょか
  きみきみこの傘 さしたまえ
  ピッチ ピッチ チャップチャップ
  ラン ラン ラン

  僕ならいいんだ 母さんの
  大きな蛇の目に 入ってく
  ピッチ ピッチ チャップチャップ
  ラン ラン ラン

いい歌詞ですね。ほっこりします。


アンズのその後

2014-06-12 12:40:59 | Weblog
前回見ていただいたアンズがきれいに色づいてきました。



オレンジ色の大きいの、小さいのが




緑の葉の中でよく目立ち、通りがかりの人の目を奪います。
木の下を見れば、いくつかの実が落ちてしぼんでいます。
その中の大きいのを拾って2つに割って、ちょっと齧ってみましたが、
かすかにアンズの香りがしただけで、あてはずれ。
じゃ、鳥さんにみんなやりましょう・・・。

翌日通ってみたら、枝の実は1個もなし。
あらあら、鳥さん、はや見つけてみんな食べたかな?

持って帰った種をよく見ると、ウメのそれとは全然違い、
明らかにアンズでした。

右下は梅干しの種、ぶつぶつと穴があいています。

これで今年のアンズはおしまい。また来年を楽しみに・・・。

暑さに負けてはおられない

2014-06-01 14:41:33 | Weblog
連日30℃を超えるこの暑さ、どうなっているんでしょう、この地球は・・・。
雨が降らず、からからの土地で頑張っている花々が愛おしくなってきます。
では、その健気な様子を。


イボタノキかと思ったらおしべの長いセイヨウイボタでした。
今年は、心なしかこの花の期間がいつもより短かったように思います。


サラサウツギ。薄いピンクの縁取りのある白い花。
土手の大きな木の下で長く花を咲かせています。


おなじみキンシバイ。今がちょうど盛り。
全体を丸く刈られてこっちに1つ、あっちに2つ、もっこりと。


刈り取られたはずの片隅にひっそりと咲くヒナキキョウソウ。
いつ見ても可憐です。




桜並木に混じって植えられているアンズの実も大きくなってきました。
赤く色づくまであるでしょうか、興味津々です。
1個でも食べられたらいいな・・・とは道行く人の共通の思い?


アカバナユウゲショウの陰ではカルガモ親子がひっそりと休んでいます。
母さんは右足を怪我しているようで、ちょっと心配。
早くよくなりますように!!