あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

しばらく休眠いたします

2021-01-22 17:19:20 | Weblog
いつもご訪問いただき、ありがとうございます。
このたび、諸事情により、しばらく休ませていただきます。

新年おめでとうございます

2021-01-01 14:31:47 | Weblog




皆様に励まされて続けられた昨年でした。
いつもご訪問いただき、ありがとうございました。
ブログを始めたのが2006年、今年で16年目に入ります。
また、がんばって続けようかと思っています。
さあ、続けられますかどうか・・・
どうぞよろしくお願いいたします。


鴨川よろよろ歩記(あるき)

2020-12-15 15:51:15 | Weblog


比叡山が初冬の空にくっきりと浮き立ち、
すっかり葉を落とした木々の間に紅一点のモミジが
寒々しい景色を彩っている。



初冬の柔らかい日差しの中、
年配のご夫婦がゆっくりとお散歩。
つかず離れずで、ときどき後ろのおばあさんが
腰を延ばしている間、前を歩くおじいさんは
立ち止まっておばあさんを振り返る。
そしてまた歩き始める。
微笑ましくなる風景。

振り返って我が身、
11日間の病院生活で落ちた脚力の挽回につとめる毎日。
歩いては休み、歩いては休みの情けない足取りで
川辺りを歩く。
ヨロヨロ ヨロヨロ・・・
こんなはずではなかった、
こんな足取りではなかった、
これではダメだ、元に戻そうと毎日歩いた。

足元に気をとられて見えてなかったものが
やっと見えるようになった。


狂い咲きのリラ。


花を咲かせているビワ。

あら、ユリカモメがやっとやって来た。


群れから離れて佇むコサギ。


ある朝、ユキムシを見つけた。
白い綿をお腹にくっつけて地に降りた。
あわや踏んづけそうになって、あわてて引き下がった。


この時期華やかな花、ユリオプスデイジー。



やっと最近、フツウに歩けるようになって
うれしい毎日です。
歳をとると回復が遅いですね。















京都御苑の紅葉

2020-11-28 15:34:01 | Weblog
曇り空で冴えないお天気でしたが、
明日は下り坂との予報なので、思い切って
出かけてきました。

苑内一周はまず清和院御門から入ります。
反時計回りに進んで、
迎賓館の横に咲くツワブキを見ながら


子供の森に入ります。
ここの紅葉はまだ少し早め、でも、
迎賓館の塀をバックに見るモミジはきれいです。


京都御所の北側、今出川御門の近くの大きなサザンカが
見事な花を咲かせていました。




京都御所を西側に回ると
紅葉の時期にあわせて一般公開中。
人出を避けて草地の中をきれいなモミジ探しです。

大きくはないけれど、3色そろいぶみの1本の
きれいなモミジを見つけました。






こちらのモミジは他に比べて一段と赤く、
これこそ“紅葉”という感じですね。


こちらは赤と緑のがバランスよく入り乱れて・・・。


最後に見つけたのはマユミ。
すっかり葉を落として丸裸、薄い紅色の実が目立ちます。


最後は葉を落とした大イチョウの横を通って
寺町御門へ出ると、ざっと御苑内を一周したことになります。









東福寺の紅葉

2020-11-19 16:35:47 | Weblog
紅葉といえば東福寺、東福寺といえば紅葉。
快晴の昨日、早い目に出かけ、その美しさをこの目で確かめてきました。
人出を避けてという思いは甘かった。
8時過ぎなのに、臥雲橋はいっぱいの人人人。
その隙間から通天橋を望みます。
目も覚めるような深紅です。
その向こうの通天橋は半分ほど手前の木に隠れます。
残念!背がもう20センチ高ければ
きれいな深紅が広がって見えるのに・・・。





臥雲橋から通天橋に続く渓谷・洗玉澗一帯は
紅、黄、緑が混ざり合って見事なハーモニー。
同じモミジでも赤くなるのに差があるようです。









満員の通天橋は一方通行、
ここから今通って来た臥雲橋を望みます。



本堂、開山堂などは通り越して
正面の三門に向かいます。



この三門は、他の重要文化財の建物と違い、国宝で、
現存する最古で最大の楼門です。








鴨川 きのうきょう

2020-11-12 14:18:24 | Weblog
鴨川左岸の紅葉がいい時期になりました。


同じ所を位置を変えて撮ってみると、


冬鳥がやっと賑わいを見せ始めました。
カンムリカイツブリがやって来たのです。
これは新記録、散歩を初めてから○十年、ここでは初めての記録です。

忙しく潜りを繰り返し、カメラの手を狂わせます。
あ、潜った

また潜った!

琵琶湖に降りるつもりの不時着か・・・、
悠々と一日を過ごして飛び去りました。
今ごろは琵琶湖で落ちついたか、桂川まで行ったのか・・・。

カワアイサが12羽、いっせいにやって来て潜り始めると、
いつの間にかカワウが数羽やって来て、
水の中では魚たちは大騒ぎ、多分パニックになっているでしょう。


ジョウビタキも近くに止まってくれました。


それにいてもユリカモメはどうしたのでしょう?
もういてもいいはずなのに、いないのです。

道ばたのダリア、きれいです。



色とりどり

2020-11-04 14:01:38 | Weblog
雲一つない青空、さわやかな朝の空気の中を
紅葉進行中の木々を探して川端通を歩きます。
どの木もみんな色づいて、空の青によく映えます。
色づいた梢とともに空も取り入れたいので、
幹に近づいて仰いで撮りました。
上を向いていると足元がふらついて、
おっと危ない、あぶない・・・。

朝日に輝くイチョウ、まぶしいくらいです。


このイロハモミジは、もうこんなに赤くなって・・・。


エノキは同じ木でも部分的に黄葉の差が大きく違います。


ハウチワカエデは葉の縁から赤くなっていくようです。
目の覚めるような鮮やかさです。




ソメイヨシノの紅葉、終わりかけです。


赤いのばかり見ていたら、この葉の緑に癒されました。
コブシです。


さらに緑の濃いナツミカン。実が大きくなってきました。


身近な紅葉を楽しむ日々です。

高野川のシャクチリソバ

2020-10-21 16:38:12 | Weblog
久しぶりに高野川の川辺りを歩いた。
御蔭橋を過ぎ蓼倉橋にさしかかる辺りから
川面が埋め尽くされるほどに白い花が一面に広がる。
シャクチリソバだ。







右岸にも左岸にも、いつの間にこんなに広がったのだろう。
よく見ると、一つひとつは
薄紅色の葯をつけた雄しべが放射状に突き出て
白い花弁を引き立てていて、とてもかわいい。





土手の法面に目をやると
あちこちにイモカタバミの群生があり、
シャクチリソバと対照的に濃いピンクの花が
朝日に映えて輝いていた。






数日前の朝の空、
きれいな鰯雲が被いかぶさるように広がって・・・。



きょうは引きちぎって延ばしたような綿雲だ。
お天気はこれから下り坂らしい。



ぶらり 植物園

2020-10-13 11:51:21 | Weblog
秋空に誘われて植物園へ行きました。
きれいなバラ園を素通りして、いつものように
生態園へ直行です。
鳥の声も聞こえず、人影もまばら。
ゆっくりと散策できました。

夏の名残りか、疲れ切ったようにしだれているオトコエシ。
でも花は満開。


カギカズラ。



葉の付け根に湾曲したカギがあり、これで他の樹木に絡み付くのです。
これは京都では珍しく、松尾大社にあるのが有名です。
この裏山に自生しているのを見に行ったものです。

ショウキズイセン。


シオン。


サラシナショウマ。


ホトトギス。鮮やかな紫色で目立ちます。


サクラタデ。かわいい花です。


ハマアザミ。残り物のようにひっそりと。


紅葉し始めた木々の中で、
じっと花を見つめる人、カメラ持つ人、図鑑片手の子供たち・・・。
いい一日でした。







ウスギモクセイの香り

2020-10-04 12:55:14 | Weblog
ヒガンバナが衰え始めると、次はモクセイ。
いつの間にか、ウスギモクセイが満開になって、
上品な香りを漂わせています。







キンモクセイほど強烈な香りではないので、
気づかない人が多いようです。
では、キンモクセイは?
つぼみもほとんど見当たらず、今年はどうなっているんでしょう?


草刈りがまだされていない一部の河川敷は
草が繁り、見事な野原です。
メヒシバ、エノコログサ、カゼクサが主流、
風が吹くたびに穂をなびかせて・・・。
コオロギの声が草の中からひびきます。
秋です、秋の鴨川草原です。





岸辺にはタマスダレ、ミゾソバが可憐に咲いています。





刈り取られたあとの石垣には、はや、ガガイモが
生えてきました。
今度こそ、この実を見たいものです。


頭上をコシアカツバメの群れが飛び回っています。
曇り空なので、虫が低く飛んでいるのかもしれません。
それにしてもコシアカばかり、大きな群れです。