ジョウビタキ

高い枯れ木のてっぺんで
朝日に映えた赤茶色のお腹をこっちむけて
　「ヒッ、ヒッ、ヒッ、やって来たよ」
とご挨拶。

「ようこそ」と、しばらく眺めていると。
あれ、飛んでしまった。
今度は頭上の梢で鳴き出した。

半年ぶりの懐かしい鴨川を、大きなエノキを、
高い位置から眺めてホッとしてる・・・。

いとおしいジョウビタキくん。
今年の初認はきょう２７日。

岡山のアッケシソウ

岡山県の寄島園地へアッケシソウを見に行ってきました。

北海道の一部でしか見られない稀少植物ですが、
なぜか瀬戸内でも見られるのです。

写真のようにちょっとグロテスクな感じが
しないでもないですが、紅葉が美しいのは今。

セイタカアワダチソウやクズが生い茂る野原に
突然真っ赤っかな湿地が出現、思わず歓声をあげました。

今朝のカワセミ

「ここはボクのうちだよ。勝手に入っちゃ困るよ」
「どうしてあかんの？」
「どうもこうもないのッ、キミのうちはあっちだ！」
「チ、チ、チリチリ」
「チーッ」

仲良しそうに見えてるけど、嘴を上向けてお互いが
威嚇し合っているのです。

冬の使者到来

ヒドリガモがやってきました。
長旅を終えてホッとしている(?)１７羽。


お先にやって来たコガモ。


「やっぱり鴨川はいいなあ・・・」と言ったかどうか。

竹林の中で

快晴の一日、嵯峨野を歩いてきました。

人、人、人でいっぱいになる前の静かなひととき。
観光寺院は素通りし、竹林の中をそぞろ歩き。

小倉池にはダイサギが、
大沢池ではヒドリガモが２羽。
落柿舎の森ではモズの高鳴きが・・・。

鳥との出会いは少なかったものの
百人一首の風景がそこにあり、
祇王寺の森も昔のまま。

嵯峨野はやっぱりいいですね。

モクセイの香り

ただいま、ウスギモクセイがまっ盛り。
いい香りを放っています。

中州の草むらではノビタキが３羽、
あっちへ行ったり、こっちへ来たり。
数人のカメラマンはそれを追いかけて大忙しです。

今年のノビタキの初認は９月２８日です。

黄葉はじまる

長雨がやっと終わり、青空が見え出した。

サラサラと音を立てて秋風が
御苑の中を吹き抜けていく。
心地よいひととき。

水場のカメラマンはちらほら。
通過の小鳥は去ったのか？

ヤブミョウガの実が瑠璃色になり、
コムラサキの実は鮮やかさを増した。
トチノキも実を落とし、黄葉が日に映えて美しい。