あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

シダレヤナギは風に弱い?

2017-10-26 10:45:58 | Weblog
台風21号で鴨川沿いの堤防でも多くのヤナギの枝が落ちました。
賀茂大橋から荒神橋までに50本のヤナギがありますが、
落ちた枝はほとんどこの木の枝でした。
ヤナギといえばシダレヤナギ。
長く垂れた枝が風に揺られているのが災いしているのでしょうか、
ヤナギはもろいのですね。






これは根こそぎ倒れました。






河川敷公園では大きなアキニレの枝が折れています。



また22号が日本を襲います。
どうぞ逸れてくれますように・・・。

川辺をひとまわり

2017-10-19 11:46:58 | Weblog
雨空が秋空に変わった貴重な一日。
明日からはまた秋の梅雨空になるとか・・・。
これは出かけなければと、散歩の足も浮かれます。
いつも通りの時計回りの一周です。

まずは荒神橋からの北山、色づき始めた木々が
くっきりした北山の稜線とよくマッチして
秋!を感じさせます。


賀茂大橋の近くでアキノノゲシが咲いていました。


左岸に回って南下、あっ、カワセミ!
遠すぎてボケボケ、でもいたことの証拠です。


ノビタキも初認です。
やっぱりこちらに来てくれないと遠すぎます。


荒神橋を過ぎた辺りから見た府立医大。
シニアの人たちがグランドゴルフを楽しみ、
園児たちの遠足も軽やかに進みます。


少し下がると、例の超高級マンション。
この棟の中のどこかに2軒だけあるようです。


中州ではアオサギがポーズをとってくれました。
隣のコサギが小さく見えますね。


その岸の向こうには「山紫水明処」があります。

 
 *山紫水明処
  江戸時代後期の儒学者・歴史家 頼山陽が書斎兼茶室として建てた建物で、
  国の史跡となっています。
  当時は東山や鴨川の眺望がよく、山陽が好んでこの名前を付けたようです。
  山は青く、水は清らかに流れていたのでしょうか。

この茅葺きの屋根がカラスに狙われ、巣材にするため1本ずつ嘴で引っこ抜いて
持ち去るのをよく見ましたが、あまりひどいのでこの頃は網がかけられました。
近くには、立命館発祥の地を記した碑もあります。

これで丸太町橋まで来ました。ここから右岸を北上して帰ります。

途中で見たキクの鉢植え、見事な色です。





フジバカマと蝶

2017-10-10 14:31:11 | Weblog
フジバカマを愛でる会から1年間1鉢をお預かりして
育てていたのが、今年も花を咲かせました。

地味で上品な花で、虫たちにも好まれて、
満開になると、いろいろな蝶や蜂がやってきます。
観察するのが楽しみになってきました。

まずは赤と黒のはっきりした蝶。
図鑑を広げて探してみると、アカタテハ でした。




裏側を見ると、



つづいて一番よく訪れる ツマグロヒョウモン(♀)。





♂はなかなか来てくれません。

一番期待していた アサギマダラ。



きょうからしばらくは展示場へお引っ越しです。
帰って来る頃は満開を過ぎているだろうな〜〜




植物園にて

2017-10-06 11:44:04 | Weblog
久しぶりに植物園を散策してきました。
秋の生態園は花が少なく、淋しかったですが、
七草の一つ、フジバカマはちょうど満開で、
それに飛び交うアサギマダラをお目当てに
カメラマンがちらほら。
「コンデジでも撮れるよ」と親切なおじさんに教えられて
この蝶を追っかけてみましたが、
羽を広げた瞬間はとても無理。
なんとか撮れたのが、隣のシロバナツリフネソウにとまった時。



満足できたのはこの2枚だけでした。

近くの小さな空き地に見つけたのがシラタマホシクサ。
蝶を追いかけていなかったら到底見つけられませんでした。
かわいい白い球のような花です。

細い茎の先の花、わかります?
東海地方の湿地にだけ咲く希少種です。
ラッキーでした!

ススキの根元にはナンバンギセル。
ひっそりと花を咲かせていました。


池には咲き残ったミズアオイが1株。
紫色が日に映えてきれいでした。


スイフヨウもほんのりと紅色に染まって・・・。



10月4日、満月に近い日のお月さま。
鰯雲に囲まれてちょっぴり遠慮がちです。