モクセイの香り

空はどんより曇り空。
北山はかすんで、今にも雨が降りそうな朝。
いつもの爽やかさはなく、空気が重たい。

そんな中、河原に出たとたん、いい香りが漂ってきた～。
そうだ、キンモクセイの季節なんだ。
いつの間に花をつけていたのか、気づかなかった。
近寄ってみるとまだ八分咲き。

隣の木はウスギモクセイ。こちらはすでに満開。
いい香りはウスギモクセイの香りかな。
両者を比べると、
キンモクセイの香りは強烈だが、
ウスギモクセイの香りは上品で柔らかい。


キンモクセイ


ウスギモクセイ


ウスギモクセイの花　（後方はキンモクセイ）
この花が落ちると、赤紫色→黒色の果実をつける。

そろそろコガモのご登場かなと思っていたら、
４羽が餌採りに夢中、渡ってきたばかりなのだろう。
今年の初認は29日。


―――　いよいよカモの季節が始まる。

羅漢さん

「京の夏の旅」の３回目。
羅漢さんが見たくて白沙村荘へ行ってきました。



お目当てが羅漢さんだから、まっすぐ羅漢さんの林へ行くと、
「えっ、なぜ？」
羅漢さんが少ないのです。
広い竹やぶの中にたくさんの羅漢さんが点在していた
ウン10年前と様子が違います。
案内の方に聞くと、お家の事情で減ったのだと・・・。

残された羅漢さんが何か訴えているようにも見えました。
ぼやきの方向が違いますが、まずは羅漢さんのぼやきを聞いてくださいね。