あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

メタセコイア並木道

2018-06-25 17:37:08 | Weblog
梅雨とは思えないからっと晴れた日曜日、
かねてから行きたがっていた私を娘夫婦が誘ってくれました。
メタセコイア並木道。

車で1時間半、朽木でおそばを食べ、
アユ釣りでにぎわう安曇川と並行して走ります。
ネムの花が咲き、マタタビの半白の葉が風に揺れ、
新緑というよりも深緑の風景に
心癒されながらのドライブです。



この並木道は入り口の説明板にもあるように、
延長2.4km にわたり、メタセコイアが500本植えられた
マキノ高原へ続く県道です。
昭和56年にマキノ果樹生産組合が植えたのが始まりで、
その後地域の人々に慈しまれてここまで大きくなりました。
「新日本街路樹百景」にも選ばれています。


ここが入り口です。樹高35mにも及ぶ壮大さは見事です!

並木道の中央付近から見た西側と

東側の風景です。


通り抜ける車、ツーリングでやって来た一団、
カメラを向ける人、人、人・・・。
ツーリングのグループが
ハーレイの轟音を響かせて去ったときを狙って
センターラインから真正面の並木を撮りたかったのですが、
思うようにはいきませんでした。
車の合間を縫って命がけ?です。

小さなカメラでは木の天辺まではとれなくて残念でしたが、
木漏れ日も見事でした。
両側は果樹園で、南側はブドウ

北側はナシ?のようです。


駐車場の片隅にブタナが咲いていました。


売店のレジの方に聞くと
「冬の朝の雪景色が一番、感動して涙が出そうですよ」と。
では今度は冬に泊まりがけで来よう!!

いい一日でした。


スズメのひな

2018-06-23 11:57:10 | Weblog
サクラの老木の根元にかわいいひなを見つけました。
親の来るのを静かに待つ2羽のひな。


「おかあちゃん 遅いね。おなかすいたよ〜」


どこからともなくもう1羽がやってきて
餌をもって来たお母ちゃんにねだります。


「ぼくがもらったんだよ」
「わたしにもちょうだいな」


子供たちはあきらめが早いです。
「じゃ、君にあげよう」
餌をもらったひな、あげたひな。
やがてまた餌をもらえることがわかっているのです。
穏やかなスズメの家族、いいなあ〜。


カモのひなも見られず、かわり映えのない水辺ですが、
白川放水路のたまった土砂に
カモの足跡がのびています。

よちよち歩くカモさんを思ってしばらく眺めていました。


その少し上流の堰の段差で
オオサンショウオがいました。

尻尾をひらひらと揺らして、落ちてくる魚を待ち受けています。
体長は1メートルくらいはありそう。
歓迎されない雑種でしょうね。




路傍のアジサイ

2018-06-13 17:39:00 | Weblog
あちこちアジサイだらけ。
街路樹の根元、庭先の鉢植え、花屋さんのちょっとした空き地・・・と
100メートルほど歩いただけで、いろんなアジサイが見られました。
みんなよく手入れされてきれいな花を咲かせています。
これらを拝借しない手はありません。アップしてみましょう。

残念ながら種の名前は???






















きょうはアジサイ・オンパレードです。

堂本印象美術館

2018-06-07 21:08:15 | Weblog
入梅前の快晴の一日、堂本印象美術館を訪れました。
奇抜な模様で飾られた真っ白な建物。








この建物はバス停前にあり、知ってはいたものの
入ったことはありませんでした。
堂本印象といえば、日本のピカソぐらいに思っていたので
あまり関心がなかったのですが、
入館して既成観念が砕けました。

 近代日本画の巨匠 堂本印象(1891〜1975)は、生涯数多くの
 作品を遺したが、その作風は伝統的な日本画から抽象画に至るま
 で華麗な変遷を辿り、日本画壇に強烈な刺激を与え続けた。
                    (説明文より抜粋)

この建物は昭和41年に建てられ、内外装すべてが印象自身のデザイン
で彩られていますが、最近改装されてより鮮やかになっています。
撮影禁止なのでご紹介できませんが、洗練された日本画に感動、見入っ
てしまいました。


美術館の前は「きぬかけの道」と名づけられた観光道路で、
金閣寺から龍安寺、仁和寺を結ぶ路線です。
右側が印象美術館、左側が立命館大学の衣笠キャンパスです。

ここを出てから思い立って、泉屋博古館へ行ってきました。
住友財閥のコレクションがある美術館です。
近代美術の先駆け作家の展示があり、
中でも私のお気に入りは、富岡鉄斎の人物戯画と言いたくなるような
愉快な絵手紙風の巻物でした。
ここには東山を借景とした素敵な中庭があります。
居心地がよくて休憩室で長いことおしゃべりをしていたら
チャイムが鳴って閉館時間。
粘っていたのは私たちの他に2人だけ、あわてて外に出ました。




花いろいろ

2018-06-04 14:48:05 | Weblog
毎日最高温度を更新しながら5月も過ぎました。
梅雨を迎える前の川べりは・・・。
暑さに関係なく見事な花を咲かせています。
元気な花の数々です。

スモークツリーがほんわかと朝の空気を包んでいます。

これは白い方ですが、隣には赤みがかったのもあります。

モフモフのお花です。

チガヤの群落。

小さい時、「耳に巻いてスッポンポン・・・」と
唄いながらかじったもの、懐かしい草です。

満開のシモツケにクマバチがいました。
ムックリとした大きな体のわりには小さな羽です。


病院側の石垣に、今年もクリの花が咲きましたが、
木が小さいせいか、実がなっても青いうちに落ちてしまいます。





足元にはキキョウソウ(ダンダンギキョウ)。
今年は例年になくあちこちで見られ、
探して歩くのも楽しい花です。
花瓶にさしてもかわいくて、次々に花を咲かせてくれました。