チャンネル桜・瓦版:世論(多数意見)の真逆(少数意見)がほとんど正しい・西村浩一ブログ

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 危機の時代:チャンネル桜・瓦版、体内には、「抗被曝。」の3重バリアが備わっている!

2016-05-05 13:44:45 | 知的エリート

  <危機の時代に、どう対処するか?>

 危機の時代に、どう対処するかについては、両極端の考え方があります。

 一つ目は、できるかぎり『有能な』エリート(ナポレオン、ドゴールのような)に全権を与えて、そのエリートの指導(政府の対策)のもとに、一丸となって危機を突破しよう、という考え方であります。

 二つ目は、最初のエリート主義とは、「正反対。」に、危機の時代こそ、なるべく広く、『薄く』、決断を下す権限を『分散』して(日本の大企業のように)、だれもが、自分なりに、危機に対処する(『東日本地震・被災地のように)、そして、その中の誰か一人でも、「『たまたま』正しい解答を、出すことを、期待する。」という、考え方であります。 

 論理的に考えれば、後者の方が、はるかに「まっとう。」な危機対処法であることは、明白でありましょう。

 『危機』(乱世)とは、従来どおりの解決策では、うまくいかないから『こそ』、『危機』なのです。

 そして、優秀なエリート(官僚、学者、マスコミなど)であればあるほど、過去の『模範』解答に縛られて、突拍子もない解決策を考えだすことが、むずかしくなります。

 一握りの人間たちが、思いつくことのできる解決策、試してみることのできる解決策の数は、『限ら』れています。 庶民が、「てんでんばらばら。」に、自分が考える通りに、行動出来たら、少なくとも、解決策の選択肢は、エリートに任せておくより、はるかに『多く』なります。

 だが、政治環境がどんなに深刻になろうと、エリートは、庶民を教え『導く』権限を、あっさり放棄したりはしません。

 何とかして、自分たちの地位や名誉や「高収入。」を守るために、危機の時ほど、「庶民は、エリート(政府)が、教える通りに、動かなければ、今よりずっと、悲惨な目にあう。」と、『主張』します。

 いや、危機が深化すれば、するほど、彼らは、従来から維持してきた『特権』的な立場に、しがみつこうとします。

 だいたいにおいて、どこの国でも、危機は、知的エリートの指導力を、『強化』する方向に動いてしまうのです。

 ところが、危機の時代に、こうしたエリートたちの支配力が、かげりをみせる国があるのです。

 それは、日本です。 

 その結果、『日本以外、残部沈没』(筒井康隆)ということになりましょう…。   

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