<馬淵睦夫氏の誠(5)。トランプなら平和、ヒラリーなら戦争>
グローバリズムとは、世界の富裕層(ウォールストリートの金融資本家たちとか)が、国境を超えた金儲けの基盤を作ることを意味します。
ところが、これをせき止める動きとして、イギリスのEU離脱、孤立主義を標榜するトランプの動き、グローバリズムとスラブ主義の両立を目指すプーチンなどがあります…。
最近では、2016年7月、トルコで発生したクーデター未遂事件がありますが、6月28日にイスタンブール空港のテロがありました。
これは、トルコとロシアの仲を引き裂き、プーチンをいっそう孤立させるのがネオコンの狙いです…。
アメリカの近年の外交は反ロシアであり、好戦的です。
プーチンは、ロシアの政財界で活躍するユダヤ系の資本家を締め出したのが、ウォールストリートにとって、めざわりな理由の一つであります…。
2003年以降、東欧で一連の「カラー革命。」が起こりました。
グルジアのバラ革命、ウクライナのオレンジ革命、キルギスのチューリップ革命などの「民主化。」運動です…。
「アラブの春。」のリビアのケースも同じで、カダフィの暗殺を指示したのは、当時国務長官のヒラリー・クリントンでした。
反カダフィ勢力に提供した武器を回収するために、スティーブンス米国大使が東部の都市ベンガジへ行って、リビアの過激派に殺されます…。
武器回収を指示したのもヒラリーで、回収した武器をシリアの反体制派に回そうとしていたが、ヒラリーのバックにいたのは、ネオコンであります。
ヒラリーは、国務省の電報では支持できないから、自分のメールで指示を出したのだが、あのメールが公開されたら、ヒラリーは大統領になれないでしょう…。
そもそも、ヒラリーはリビア問題に限らず、極めて好戦的であり、一方、トランプは、一貫して軍事力の行使に否定的であります。
ところが、日本では、まるでトランプが好戦的であるかのような報道が大半であります…。 (何故、メディアは、本当のことを伝えないのでしょうか??)
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