チャンネル桜・瓦版:世論(多数意見)の真逆(少数意見)がほとんど正しい・西村浩一ブログ

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 長期デフレで、経済発展:チャンネル桜・瓦版、ソフトバンク・『孫商店』の危うさ

2016-09-23 09:47:53 | 円高デフレで大繁栄

    <長期デフレで、経済発展。わがままな買い手に、辛抱の売り手>

 エネルギーの劇的な価格下落による、長期デフレは、「買い手は『極楽』(国民のウェルフェアの向上)、売り手は『地獄』(新製品開発競争の強要)。」を招来する。 

売り手は、デフレ下にあっては、日に日に『激化』する「販売競争。」に、何としても勝ち抜かなければならないと、全力を挙げて取り組む(新製品開発、イノベーション投資)しか、生き延びる方法はない。                                                                                 

 それには、競争相手(同業クリーニング店)とは、一味もふた味も違った、より品質の優れた、すなわち性能の良い、同時にまたデザインの新規さを謳うことのできる、新製品と新種のサービス(クリーニング店も)を、より安い価格で市場に提供しなければならない…。

 「買い手。」は、我がまま、かつ気ままであり、その日その日、絶えず気分を変えて、贅沢を徹底的に『享受』(極楽)しようとしている。 

 そのような、「買い手。」の気を引くしか、「売り手。」には生き延びる方法はない。(経営者の力量が、物を言う。 良いもの・新製品が、安く、この世に出現し、経済は「大活況。」となる。 技術革新投資が、活発となる。 スクラップ・アンド・ビルト)

 したがって、売り手は、『徹底』して「技術革新。」の「研究開発。」に全力を挙げて努力し、資金を投入(イノベーション投資の活発化・仕事増大)し、また『膨大』な研究人員(雇用増大)を、この分野に振り向ける。

 同時にまた、極めて厳しい危険、すなわち、せっかく作り上げた「新製品。」、あるいは、「新種サービス。」が、「買い手。」の『気分』に一致するという保証が、どこにもないにもかかわらず、こうした「新製品。」、あるいは、「新サービス。」を、次から次へと、『提供』しなければならない。(仕事量増大のチャンス。)

 買い手は、デフレ時代においては、徹底して「わがまま。」である。

分に合った商品とサービス(クリーニングも)にしか、手を出そうとしない。(経営者の力量勝負)

 価格が、若干割安か、割高かという判断の基準など、「デフレ時代の買い手。」にとっては、何ら意味のない問題である。   

高くても、自分の気に行ったものならば、財布のひもを緩めるというのが、デフレ時代の「買い手。」の特徴である。

 逆に言えば、いくらか値引きし、あるいは、また安くなったからといっても、その「価格差。」だけで財布のひもを緩めるような「買い手。」は、デフレ時代においては、極めて少数派と、考えておかなければならない。 (企業経営力、新製品開発、技術革新投資、仕事量増大)


 ドル安・円高:チャンネル桜・瓦版、海苔は‟海の野菜”、抗がん作用・大腸ガンを80%減

2016-05-23 05:00:47 | 円高デフレで大繁栄
    <ドル安を、強く志向し始めた米国>

 ドル安を志向する米国の意図が、強く表れるようになってきた。

 2016年4月14日のワシントンでのG20では、日本の「偏った円高。」(麻生財務相)の認識に対して、ルー米財務長官は「為替の動きは、秩序的。」と円高の異常性を認めなかった…。

 ルー財務長官は、直近の外交専門誌『フォーリン・アフェアーズ』に「為替介入で、不当に競争力を得ようとする動きは、全く受け入れられない…。」と主張している。

 明らかに、米国は、ドル安維持を念頭に、中国や日本などに対して「為替介入はまかりならぬ。」とのメッセージを伝えたことになる…。

 市場は為替介入という手段を事実上、封印されたことを見越しており、さらに大きく円高・ドル安が進む可能性があるとしている。


 経済論争。19世紀の大デフレ期は、経済急成長と平等化が、同時進行した時代だった!:チャンネル桜・瓦版

2015-08-31 15:15:14 | 円高デフレで大繁栄

   <経済論争。19世紀の大デフレ期は、経済急成長と平等化が、同時進行した時代だった!>

 そもそも、「デフレで、生産が、削減され、経済規模が、『縮小』する。」という、前提自体が、「まちがいだ。」というところから、始めましょう。

 1930年代のアメリカの大不況では、たしかに、デフレと経済規模縮小が、共存したが、それ以前のデフレ期は、ほとんど『例外』なく、生産が、『増強』され、経済規模が、「急拡大。」した時代だった。 

 一番良い例が、1873年~95年の20年余りにわたって続いた、1930年代大不況の、先代に当たる、「大不況。」だ。

 一般物価が、ほぼ、『半分』になっていたのだから、生やさしいデフレではない。

 それでは、このすさまじいデフレの中で、生産活動は『縮小』していたのだろうか?

  それが、まったく「正反対。」に、順調に「伸び続けて。」いたのだ。

 当時は、蒸気機関の大型化による、大西洋・太平洋横断航路の「汽船ブーム。」、「高炉製鉄ブーム。」、「鉄道建設ブーム。」が、続いていて、実体経済は「急拡大。」していた。

 その中で、「金融業界。」だけは、蚊帳の外に置かれて、名目所得だけではなく、実質所得まで激減して、この世の終わりとでもいうような『悲嘆』にくれていたが…。

 それでは、延々と続くデフレの中で、経済成長率は、どうだったのかを検証してみよう。

 先ず、すでに、かなりくたびれの来た、老先進国イギリスの実情だ。

 1873~95年というのは、1845~70年の年率1~2%成長の低迷期を脱して、2%台後半から3%台へと、成長が『加速』した時期となっていた。

 つまり、経済全体として縮小していたどころの話ではない。

 「成長が、『加速』。」していたのだ。

 さらに、この「大デフレ時代。」には、もっと、すばらしいことが起きていた。

 イギリス中が、鉄道ブームで湧きかえっていた1860年代前は、イギリス経済のジニ計数(不平等性の尺度)は、0.55あたりのかなり不平等な水準で高止まりしていた。 (ゼロなら、完全平等社会、1なら、すべての富が、たった1人の人間に集中している社会。)

 それが、19世紀の最後の四半世紀、つまり、1875~99年を境に「平等性化。」に転じる。

 最初は、緩やかな低下だったが、第2次世界大戦前後にはかなり急激な低下となり、ジニ計数は、0.36~0.37くらいまで下がる。

 つまり、1860年代までは、インフレの中で、金持ち、金融機関、大企業、国が、いくらでも何回でも、自由に『借金』できるという『特権』を利用して、庶民から所得と資産を「巻き上げ。」ていた「不平等化の時代。」だった。

 1873~95年の「大不況。」は、この不平等化に「終止符。」を打って、平等化の時代を招き入れたのだ。

 そして、「デフレ。」に『よる』勤労者の実質「賃金上昇、」は、経済成長を『加速』させた…。

 老大国イギリスでさえ、これだけ頑張っていたわけだから、当時まさに興隆期にあった、アメリカやドイツとなるともっと威勢がいい。

 この「大不況期。」に、欧米諸国の経済規模が、どれだけ急速に『拡大』したかを見てみましょう。

 1870年~1900年の30年間(大不況期)で、イギリスは2倍弱伸びただけだったが、ドイツが3.5倍、アメリカにいたっては『5倍』近く、工業生産が伸びている。

 世界全体でも『3倍』になんなんとする『高成長。』だ。 (デフレ期には、「高成長になる。」ということである。)

 この間、アメリカは、4~6%の年間成長率となっている。

 アメリカ経済が、30年間にわたって、これより高い成長率を維持したのは1820年代の5.7%、30年代の6.1%、40年代の4.5%だけだった。

 そして、この20年代からの30年間も、ナポレオン戦争後の「デフレ。」が続いた時期で、人によっては「1820年代大不況。」と呼ぶこともあるほど、「金融業界。」には「きつい。」時期だった。 (そうかあ。 金融機関にはつらいので、「不況期。」というが、民間生産は、高成長となることがあるのか…。)

 何故、1873~95年の「大不況期」(金融機関にとって…)に、各国経済が、これほど『順調』に伸び続けていたかと言えば、当時のリーディング・インダストリーだった鉄鋼業の生産高が、ぐんぐん上昇して経済全体を引っ張っていたからだ。

 


 やじキタ交遊録(15)『世論』の真逆が正しい:チャンネル桜・瓦版、反日マスコミ(朝日・NHK)を撃つ

2015-08-19 16:43:23 | 円高デフレで大繁栄

 <やじキタ交遊録(15)。『世論』(円安インフレ⇒好況)の真逆(少数意見)が殆ど正しい>

 K(喜多八):弥次さんは、2012年12月の安倍内閣成立の時から、「アベノミクス。」は、経済学的にいって「プラセボ(偽薬)効果。」を狙うイリュ-ジョン(幻想)の「アベノマジック。」だと言っていましたよね!?

 確かに、超・異次元緩和によっても「物価上昇。」はないと言っていたが、実際に日銀は物価上昇率を0%台後半と目標値を『下方』修正しており、4~6期の成長率もマイナス1.6%と悪い材料ばかりがズラリと並んでいますねえ~。

 Y(弥次さん):まあ、今回、マイナスになった主因は、輸出の落ち込み(4.4%減)とより重要なのは「個人消費。」の低迷であるということですよね。

 そもそも2012年の衆院選挙のときに、各政党が「脱円高デフレ脱却。」を唱って、金融緩和による「円安⇒インフレ⇒好況。」なる『嘘話』を政官財・御用学者・マスコミがこぞって囃し立てたのですよ…!

 そして、黒だか、白だか?ああ黒田・日銀総裁や三葉虫・岩田規久男などが「インフレ期待。」なるものを持ち出したが、これはまったく『無効』だということをブログで発表し続けてきたのですよ。

 K:今頃になって、経済誌などでも取り上げてきていますが、「物価が上がると、景気が良くなる。」というのは『嘘話』だと、3年も経ったてから、やっとYさんの意見と同じことを言いだしていますよね…。

 Y:う~ん。

  経済諮問委員会のカメレオン・伊藤元重さんみたいな偉い先生がいまさら何を言うのかという思いですけれども、「インフレ⇒好況。」などということが『嘘話』だということは、馬鹿(失礼!)でも分かることでありますよ!?

 主婦の方に「物価が倍に上昇したら、どうなりますか?」と尋ねたら、「半分しか買えなくなりますわ。」と答えるでしょうねえ…。

 「半分しか買えない(売れない)。」といいうことは、「生産が半分になる。」ということで、成長率がマイナスになることは、何も内閣府の統計を待つまでもなく『自明』のことだと思いますよ!

 K:ふ~む、なるほどねえ~。

 そこで、Yさんは「円高デフレ(物価安)⇒消費増⇒好況。」説を「『世論』(プロパガンダによる多数意見・円安インフレ好況説)の『真逆』(少数意見)が殆ど正しい。」として、ずっと主張してきたわけなのですね…。

 

 


 19世紀の大デフレ期は、経済急成長と平等化が、同時進行した時代だった:チャンネル桜・瓦版

2015-05-30 16:22:09 | 円高デフレで大繁栄

  <経済論争(3)。19世紀の大デフレ期は、経済急成長と平等化が、同時進行した時代だった!>

 そもそも、「デフレで、生産が、削減され、経済規模が、『縮小』する。」という、前提自体が、「まちがいだ。」というところから、始めましょう。

 1930年代のアメリカの大不況では、たしかに、デフレと経済規模縮小が、共存したが、それ以前のデフレ期は、ほとんど『例外』なく、生産が、『増強』され、経済規模が、「急拡大。」した時代だった。 

 一番良い例が、1873年~95年の20年余りにわたって続いた、1930年代大不況の、先代に当たる、「大不況。」だ。

 一般物価が、ほぼ、『半分』になっていたのだから、生やさしいデフレではない。 それでは、このすさまじい、デフレの中で、生産活動は、『縮小』していたのだろうか?

 それが、まったく、「正反対。」に、順調に、「伸び続けて。」いたのだ。 

 当時は、蒸気機関の大型化による、大西洋・太平洋横断航路の「汽船ブーム。」、「高炉製鉄ブーム。」、「鉄道建設ブーム。」が、続いていて、実体経済は、「急拡大。」していた。

 その中で、「金融業界。」だけは、蚊帳の外に置かれて、名目所得だけではなく、実質所得まで、激減して、この世の終わりとでもいうような、『悲嘆』にくれていたが…。 

 それでは、延々と続くデフレの中で、経済成長率は、どうだったのかを、検証してみよう。

 先ず、すでに、かなり、くたびれの来た、老先進国、イギリスの実情だ。

 1873~95年というのは、1845~70年の、年率1~2%成長の低迷期を脱して、2%台後半から、3%台へと、成長が、『加速』した時期となっていた。 

 つまり、経済全体として、縮小していたどころの話ではない。

 「成長が、『加速』。」して、いたのだ。

         <未完>