<甘辛問答(10)。人生における優先順位とはなにか?>
Ⅿ:前回言われていた優先順位というのは、どういうことになりますでしょうかね…!?
K:ふ~む。 例えば、人生における優先順位ということになると、
1、生きているということ、
2、健康(生きていても病気で苦しんでいてはね?)、
3、希望、生きがい(悩み、苦しみがあったのではねえ…?)
4、(生きがいある)人生・生活を支える「政治・経済・教育・医療。」の充実
ということですかねえ~!?
Ⅿ:なるほど、そうなりますかねえ…!?
それにしても、1、の「生きている。」(生命)ということは、当然のことなので、特にそのことについて考えたことはありませんけれだも、Kさんは「生きていてなんぼ…。」、「生きているだけで、丸儲け!」とか、云っていましたねえ…!?
K:そうですねえ。 昨年は、小学校の同級生が3人亡くなったのですよ…。
こんなに良い時代に、こんなにおいしいものが溢れている時代に死ぬというのは、もったいないと思うのですがね…。 (なぜ死んじゃうんでしょうかしらね!?)
まあ、長く生きてきて、もう『元』は取っているともいえますので、後は1日1日『利息』が付いてきてるみたいなもので、「生きているだけで、丸儲け!」で「有難い、有難い。 感謝、感謝(きんさん、ぎんさん)。」ということでありますよ…。
Ⅿ:あなたらしいですねえ。
それにしても「生きている。」ことは、「当たり前。」だと考えている私たちにとっては、「哲学(意味の探究)とか宗教(価値の探究)とかはいらない。」という人が多いですよねえ~!?
それにしても、日本人の大多数が無神論者のようなのに、欧米人の大部分の人たちは信仰を持っているのはどういうわけですかねえ~?
K:まあ、日本人もクリスマスにはプレゼントをしたり、新年には初詣、お盆には法事をしたり、七五三に神社に参拝したりしていますよねえ…。
「麻布老人。」などは「死んだら、命など無くなって、何も残らない。」と云って「神なんかいる訳がない…。」と云っており、「葬式なんかいらない、墓もいらない…」と云っているんですよ…。
それだけれども、お盆に法事をしたり、義母が無くなったというので、お彼岸だと云って大枚はたいて一族郎党を引き連れて九州まで出かけているのは、なぜなのでしょうかねえ…!??