チャンネル桜・瓦版:世論(多数意見)の真逆(少数意見)がほとんど正しい・西村浩一ブログ

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 西部邁師の論(27)。日本的精神の特質―雑種性と包括性:NHK糾弾の三宅博

2016-07-06 12:45:49 | 日本精神
    <西部邁師の論(27)。 日本的精神の特質―雑種性と包括性>

 日本の宗教・道徳・思想の経緯にはいくつかの特徴がある。

 1つは、ハイブリッド(混成・雑種)の文化ということである。

 日本文化は、その精神の『内容』において、神道あり仏教あり儒教あり、さらに陽明学あり国学あり実学あり、さらには陽明学ありというふうに、混成をきわめているのである。

 かってヴェブレン(米の社会・経済学者)がいったように、イギリスと日本の文化の「進取性。」には、そのハイブリディティが強くが作用している。 雑種の文化においては、それらさまざまな文化のあいだに葛藤が起こり、そこから文化の新しい変化が起こってくる。

 それが、歴史をダイナミックに変化させる因となるのである。



 日本人の本質。神道と仏教による、崇高な道徳観:チャンネル桜・瓦版

2016-06-17 08:33:09 | 日本精神
  <日本人の本質。神道と仏教が、他に類なき、崇高な道徳観をつくった>

 日本文明を、他の文明から分かつ、かつ核心は、何だったのでしょう? 

 明治の日本にあって、その問題に最も的確に答えたのが、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲。1850~1904年)でした。

 ちなみに、ルース・ベネディクトの『菊と刀』が、ハーンの業績によること、大だったことは今や周知の事実です。

 ただし、ベネディクトは、ハーン畢生の名著“Japan: An attempt at interpretation”(1904年。『神国日本』)の都合のいい部分―たとえば、日本では、西洋とは、逆に、幼児が、「好きなまま。」にされている事実や、学校教育にあっては、個人を、独立行為のために訓練するのではなく、「共同行動のために訓練。」するという事実―だけをつまみ食いして換骨奪胎し、日本文明の内面的論理を、ばっさりと捨象してしまったのです。

 これは、ハーンの志とは、まったく逆行するものでした。

 ハーンは、執筆の意図をこう語っています。

 【 これまで、日本の宗教に関する問題は、主に日本の宗教を、悪しざまに非難する反対論者の手によって、書かれてきたものばかりで、そういう、反対論者でない立場の人たちは、この問題をまったく無視してきた。

 しかし、この問題が、いつまでも無視されたり、誤り伝えられたりしている間は、日本に対する本当の知識は、絶対に得られるものではない。

 いやしくも、一国の社会状態を本当に理解しようと思ったら、どうしても、その国の宗教の在り方を―それも、うわべから見ただけではなく、そうとう深く突っ込んで知らなければならない。】(『日本―1つの試練』)

 ここで言っている宗教が、『神道』を指していることはいうまでもありません。


 日本の『庶民』力:チャンネル桜・瓦版、トランプが槍玉に挙げた民主党・金権政治

2016-04-24 04:41:39 | 日本精神
  <幕末に来日した外国人が、驚愕したのも、世界に比類なき『庶民』の存在>

 アメリカの初代駐日公使タウンゼント・ハリスは、その日記に、「正直と質素の『黄金』時代を、ほかのどこの国よりも、日本に見出す。」記したほどであります。

 フランス海軍士官エドワルド・スエンソンも、「日本人の職人の方が、西洋人より優秀かもしれない。」と、書かざるを得なかったのであります。

 果たして、日本は開国後、『庶民』に近い下級武士たちの政治主導により、たちまち列強の仲間入りをしてしまいました。

 日清日露の戦いを勝ち抜いたのも、庶民の力があってのことでありました。

 ところが、昭和期にはいり、官僚ら「インテリ。」層が政治の実権を握るようになる頃から、雲行きが怪しくなってきます。 

 二進も三進もいかなくなって戦争に突入したのも、無能な官僚たちが、「ルーズベルト。」の策略に、まんまと「引っ掛かった。」からでありました。 

 実際の戦闘でも、『エリート』化した参謀の作戦は稚拙で、いつも兵站に悩まされ、夜襲とバンザイ突撃を繰り返しては、いたずらに兵力を損耗しました。 

 しかし、ここでも、『庶民』で組織された下士官の驚異的な粘りに、アメリカ軍は、さんざん手こずらされたのです。 

 中でも「特攻隊。」の出現は、全アメリカ将兵にとって衝撃でありました。

 このため戦後のアメリカが、何より重視したのは、日本の庶民の力を「弱める。」ことで、セックス、スポーツ、スクリーンの<3S>を広めて、庶民を『娯楽漬け』にし、『無能』な官僚組織はそのまま温存して、「漬物石。」(瓶のふた)の役割をさせようとしました…。

 ところが民主党政権の誕生したことにより、日本の庶民が「目覚め。」てしまいました。 

 民主党に、政権を一度渡してみたことはとても良かったことだったのだと思う、としているのですよ…。

 人生で、成功するコツ:チャンネル桜・瓦版、それでも日本が一人勝ち!(誇るべき庶民の常識力)

2015-12-06 14:16:01 | 日本精神

    <事業(人生)で、成功するコツ>

 2013年、「この世の流れは大きく変わる。」と表されましたが、2016年以降において「この世は、安定して治まっていく。」とされています。

 一方、私は、やたらと情報・知識を集めてブログに纏めているわけですが、曰く、 

1、世界を動かしている、ウォール街・グローバル金融資本家(ロックフェラー)は、CIA・ペンタゴンによりISを作り、中東をかく乱状態にしている。

 2、シリア難民の『流入』により、ドイツはじめ欧州経済の凋落が促進される。

 3、衰退するアメリカのオバマは、中東からの撤退をすすめており、中東は、イラン・ロシアが支配することになる。

 4、欧州は、ロシアとの関係を修復して、アメリカ離れの動きにある。

 5、米ドルの1極通貨支配体制から、『人民元』の台頭となる。

 6、近時、ドル金融資産の暴落から、世界経済の混乱が予想される。

 7、新興国経済の破綻が生じる。

 8、日本・ロシアの提携が期待される。

 9、世界経済の混乱により、日本経済の台頭となる。

 などであります…。

  客観情勢は『環境』であり、他社(世間)も同一条件であれば、それは『与件』ということでそれにどのように対応する(考える)かが、経営者の(スタンス・力量)であると思います…。

            (中略)

 10月29日には、【 人類が歩み、向かう社会の姿は、希望にあふれている。  『真理』に悟りを得る人(人間)が『誕生』(レベルアップ)し始め…、『調和』(究極の姿)してゆく 】と、明らかにされています。

 以前、五島列島のルルド派の教会の『奇跡の泉』(レプリカ)にあった銘盤に、「信じないものに、説明は不要である…。」とありましたが、成程と思いました…。 

 他のブログに、「無いものを見る。」という沼野輝彦氏(日大法学部長・教会の法律顧問)の『教養講座』のことを書きました。

 『無い』ものを見るということについても、【 世の中は、豊かな「物質世界。」から、「精神世界。」へと変化していく 】という意味のことが表されていますよ…。

 さて、方法論は、いつものように、これは、殆ど実行する人がいないわけですが(科学文明の世の中で、みんな合理的な考えの持ち主=教養がありますからね…)…

            

 これらの方法(コツ=ノウハウ)は、『実証』済みでありますから、是非実行されることをお勧めしますがね…。

 私は、『経験』(体験だけでなく)から、これらは、「賢い人。」=『真理』(世の仕組み)を知る人だけが、実行できることだと考えています。     

  まあ、「『実力』で勝負したい。」というのが、人情ですけれどね…。 

 近づく、「世界の大混乱(1~9)。」が、日本(当社)にとっての「大チャンス。」であるこについては、かって、代神供丸斎先生が「やがて日本は、その『経済』力と『心』で、世界をリードしていくことになるのだよ…。」と『予言』されておりますよ。

 いずれにしても、「愉しみ。」だと考えて(待って)いる、今日この頃ではありまする…。


 『古事記』の初心を学ぶ:チャンネル桜・瓦版、ビッグコミック:ゴルゴ13、ボスニア地獄のダンサー連載中

2015-10-16 11:42:36 | 日本精神

 <日本が、世界から、リスペクトされるために、今こそ、『古事記』の初心を学ぶ>  

 グローバル社会は、人、物が、自由に流通するのみならず、今では、デジタルハイウェイにより、大金も、様々な情報も、瞬時に流通する。

 それは、各国の、様々な格差や、価値観の差を、浮き彫りにし、衝突や摩擦を、惹起することもある。 

 それを阻止するのは、各国が、誇る歴史、文化などのアイデンティティであり、

 それを理解し、敬意を払ってこそ、真の地球社会のグローバル化が、形成されるものと思う。

 しからば、わが国が、誇るべきアイデンティティとは、何であろうか? 

 それは、「やまと心。」と、「皇室の存在。」ではないか?と思う。

 古事記は、知られているように、ヤマト朝廷、すなわち天皇の系譜を語る、日本で、最古の古典文学である。

 本居宣長の結論は、古事記は、源氏物語と並ぶ、わが国、最古の古典である日本書紀が、儒教的な、中華思想であるのに対し、古事記こそが、「やまと心。」であるとした。 

 古事記が、伝えるところによると、天、土が、姿を見せ、そこに、七柱の神が、成り出る。

 高天原で、イザナキ、イザナミの二柱の神々が、交合し、多くの神々を生みなす。 そのイザナキから、天照大神とスサノヲの命が、生まれる。 

 スサノヲは、暴れ者で、天照大神は、恐れをなして、天の岩戸に籠ってしまい、世の中が、闇になる。

 それを、オモヒカネ(思慮の神)の智略で、天の岩戸から引き出し、スサノヲを、高天原から、追放する。 

 スサノヲは、出雲で、ヤマタノオロチを退治し、クシナダヒメを娶り、「やくも立つ、いずもやえがき、妻ごみに、八重垣つくる、そのやえがきを。」と呼んで、平和に暮らす。

 その六世の孫、大国主命は、因幡で白ウサギを助け、苦難の末、地上界を、初めて統一する。 

 天照大神は、高天原から、それを見て、大国主命に国譲りをさせ、直系を日向に、天孫降臨される。

 ここまでが、高天原と地上界を、跨ぐ神話である。

 その孫が、初代天皇、神武天皇であり、神武天皇は、東征し、畿内に、ヤマト朝廷を作る。