<人徳と能力>
『才あるものは徳がない、徳あるものは才がない』というのは、人事における不滅の公理です。
才があって仕事をすれば必ず周囲と摩擦を起こして徳望は傷つく。
逆に仕事さえせず才能を発揮しなければ、大抵は『良い人』、つまり徳人であり得る。
酒を飲み、カラオケやゴルフをやっている間は『良い人』だと思った相手も、いざ仕事となると厭な人物だったという例は非常に多い。
功績評価や能力主義とは、それを承知で功績あるものに封禄を与え、能力あるものに権力を授けることである。
機能体組織は、人間の人徳を買うのではなく、能力を買い、目的達成への貢献を期待する仕組みなのです。
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