<戦後秘話「日本国憲法成立秘話』(その1)>
最初に述べておきたいことは、現行憲法草案作成に直接関わったのがGHQ(対日占領軍司令部)であったことは疑う余地がないところです。
そのなかでもいわゆる民政局(GS)が大きな影響力を行使していたことについて、GHQ関係者の証言を文献にした諸々の出版物によって、それは証明されております。
ジョン・ガンサーの『マッカッサーの謎』(1949年出版)や同時期に出版されたマーク・ゲインの『ニッポン日記』や民政局スタッフの一員で憲法草案作成に直接関与したハリー・E・ワイルズ『東京旋風』(1954年出版)があります。
これらの『告白』文献がアメリカ本国で出版されたことをつうじて、初めて日本人は現行憲法が、占領軍それも「民政局。」スタッフ(『共産』主義者)の手によって作成されたことを知ったのです…。
1945年9月マッカッサーを首領とした鬼畜米軍は、GHQを東京・皇居前に面した旧第一生命ビルに陣取り矢継ぎ早に、いわゆる「社会主義。」的戦後改革なるものを指令していったのです。
その対日政策とは、いわゆる外面指導方式と呼ばれる間接統治でした。
親米的な傀儡政府(幣原・片山=芦田吉田)をつうじて、米国に都合のいい政策=ポツダム宣言を実行させていったのです。
ここでポツダム宣言なるものを、見てみましょう。
この宣言は、米・ソ・英・蒋介石政府(中華民国)によって作成された「共産主義。」的文書であることは、「衆目一致。」するところであります…。
実際に、この文書を作成したのは、米国ルーズベルト大統領の政策スタッフ(ニューディーラーと呼ばれる、「コミンテルン。」から潜入した工作員)であったことは間違いありません。
その証拠に、後年「マッカーシー旋風」と呼ばれた「赤狩り」によって、詳細が立証されました。
以下続く