チャンネル桜・瓦版:世論(多数意見)の真逆(少数意見)がほとんど正しい・西村浩一ブログ

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 柳井ユニクロ『失速』の真相(その3)。「早く世界へ。」という焦り:チャンネル桜・瓦版、市場を襲う、異常津波がやってくる!

2016-10-22 13:16:12 | 英語教育は無駄

  <柳井ユニクロ『失速』の真相(その3)。「早く世界へ。」という焦り>

 「2020年8月期の売上高目標は、5兆円。 米国で1兆円、欧州で1兆円、中国とそれ以外のアジアで2兆円など、海外で計4兆円。」。 柳井社長の掲げる海外展開の構想は、10年来、ステップアップし続けています。 (ところが先日、売り上げ目標を3兆円と大幅ダウンさせた! どうしたんだ!??)

 当初、米欧で1兆円だった目標を、各1兆円に2倍にまで拡大したのは、その典型であります。

 日本市場での不振から、「早く世界へ。」という焦りが見てとれます。

 グローバル展開で、最も重要な人材については、今後、毎年の新規採用の半分以上を海外で行うということであります。

 海外駐在と外国人の採用増に対応して、社内公用語を英語に変えることを実施しています。(これが、墓穴を掘ることになります!)

 十分な素地や準備もない国内人材を海外拠点に放り込み、十全な店舗経営や組織運営ができるほど、海外事業が甘くないことは戦後、多くの企業が海外で苦戦し、損失を出したことが証明しています。 

 海外売上比率が70%以上、本社役員の過半が外国人といったコマツなどグローバル化した日本企業は、半世紀近い時間を費やして、人材を育て、組織として経験を蓄積し、企業体質を変えてきたうえで今日があります。

 今のユニクロは、トレーニングも積んでいない中年男子が、いきなりフルマラソンで2時間台の記録を出そうといった無謀さを感じざるを『得な』いのであります。

 ロンドン中心部で、世界の多彩ブランドが並ぶリージェント街に、ユニクロの店舗があります。

 そこに掲げられた著名な日本のデザイナーが描いた、片仮名の、『ユニクロ』のロゴには、旅行で訪れた日本人すら、違和感と醜悪さを感じざるを得ないのであります。

 通りの店は、リージェント街の雰囲気を壊さないために、アラビア語やキリル文字、漢字など異質なものを掲げていないからであります。

 スターバックス、マクドナルドも色調を落ち着いたものに変え、配慮しているのです。

 ユニクロだけが、我が物顔で、カタカナを前面に出し、リージェント街の空気を乱しているのです。

 今のユニクロのグローバル感覚とは、この程度のものにすぎないのでありましょう。

 ユニクロは、グローバル展開の前に、衣料品のSPAとしての基本的な力量を高めるべきであります。

  ベーシックに戻るべきは、ユニクロという組織、『そのもの』でありましょう。

 


 柳井ユニクロ『失速』(その2):チャンネル桜・瓦版、平均寿命・長寿神話の嘘、ペテン数値に騙された?

2016-10-18 20:28:23 | 英語教育は無駄

     <柳井ユニクロ『失速』の真相(その2)。欧米勢が、日本市場を切り崩し>

 ユニクロの海外店は、いまは好調だが、それはベーシックな衣料の物珍しさとヒートテックなどの機能性商品の魅力であります。

 消費者のファッションセンスがまだ低い中国や東南アジアでは、ユニクロの低価格商品は、しばらく競争力を保つにしても、先進国では難しいことは、日本での実績がよく示しています。

 内需が縮小する日本市場でありながら、米フォーエバー21や米アバクロンビー&フィッチなど、ファッション性で若者に人気のあるSPAが、ビジネスチャンスと見て続々進出し、H&MやZARAなどは、福岡市などにも超大型店を出店しようとしている事実に、目を向けるべきであります。

 欧米勢は、ユニクロの隙や弱みを見ているからこそ、ユニクロの地盤である、日本市場の切り崩しにかかっているのであります。

 需要が安定し、在庫処分も少なくて済むベーシック衣料とは、供給者論理のビジネスモデルにすぎません。 

 ユニクロは、米欧で消費者をとりこにするようなデザインや商品企画の力を高める以外に、グローバルなSPAとして、のし上がることはできないでありましょう。

 世間が考えるほどに、ユニクロは、競争力の源泉を確立できているわけではありません。 

 今なお、さまよえる小売業といってよいでしょう。

 

 

 


 銀行から逃走を;柳井ユニクロ『失速』の真相:チャンネル桜・瓦版、もはや欧米では、『検診無効』が常識だ!

2016-10-11 06:43:30 | 英語教育は無駄

     <柳井ユニクロ『失速』の真相。 海外展開に勝算見えず>

 かねて(5年前)から、「社内公用語英語化。」四天皇の『サムスン・楽天・ソフトバンク・ユニクロ』の『崩壊』を述べています。

 その理由は、「飛ぶ鳥を落とす勢い。」となって『運』を「使い切っている。」ことと、1人のカリスマ経営者の『独断専行』(人間という「一寸先も分からない。」はずのエリートの『偏見』)は、必ず『破綻』するであろうと考えているからでありますよ…。

 待つこと久しく、サムスン・楽天の凋落が見えていますが、ソフトバンクも間無しに「高転びに、転ぶ。」(安国寺恵瓊)のでありましょう。

 さて、ユニクロも、『大きな』岐路を迎えています。

 急展開する海外事業展開に『勝利の方程式』が見えないことであります。

 「09年のヒートテック・ブームの反動、大ヒット商品の不在。」といった原因を指摘しているが、明らかに少子高齢化に伴う国内市場縮小の大波が、強いコスト競争力と群を抜く商品開発力を持つユニクロをものみ込み始めているのであります。

  保温性肌着、『ヒートテック』シリーズやウルトラライト・ダウンジャケットといった独自性の高い、大ヒット商品をもってしても、日本市場で成長を続けていくことは、もはや困難になりつつあります。

 ◇、買う気をそそる商品が少ない

 自動車、鉄鋼、建機など様々な分野の日本企業と同じように、ユニクロも成長のために海外市場に展開するシナリオを描かざるを得なくなっています。

 だが、ここからさらに規模を拡大し、アジアから米欧まで、普遍的に受けいれられるグローバルなビジネスモデル、商品力、経営力を、今のユニクロが持っているかと問えば、『疑問符』をつけざるを得ません。

 「表面的なファッションを追い過ぎた。」、柳井会長兼社長は、商品政策の大胆な見直しを進める考えを強調しています。

 流行を追い、独自性を追求しすぎた結果、見込み外れの商品が増え、在庫が過剰になり値引き処分を迫られ、利益率が低下しました。

 逆に、ウルトラライト・ダウンなどの売れ筋商品の陳列スペースが狭められ、在庫切れを起こすなど、機会損失が拡大しました。

 そこから、ユニクロ本来の強みである、定番のベーシック衣料に回帰しようという発想が出てきたといってもよいでしょう。

 経営に、思考錯誤は当然であり、失敗の原因を徹底的に分析し、方向転換していくのは、経営陣の務めであります。

 だが、ユニクロはベーシック衣料偏重で、かって不振に陥り、ファッション性重視に経営の方向を大転換して立ち直った歴史も、直視すべきでありましょう。 

 定番商品は、普及してしまえば、売れ行きは鈍化します。

 多少デザイン性のある商品は、同じものが出回るため、『ユ二ばれ』(ユニクロで買ったことが人にばれる)現象を起こし、顧客から見放されました。

 強みだった生産面でも、中国の工場に大量発注する手法は、他者に簡単に『模倣』され、価格競争の波に巻き込まれるという状況となっています…。

 その反省から生まれたのが、ファッション性重視で、商品の入れ替え期間も短くする手法でありました。 

 グローバル市場で、ユニクロのライバルであるスウェーデンのH&M(へネス・アンド・モーリッツ)、スペインのZARA(インディテックスが経営)、米GAPなどは、正にファッション性と顧客を飽きさせない商品入れ替えを、競争力の源泉としてきました。

 ユニクロのベーシック回帰は、まさにライバルとは逆の方向に進んでいるといってよいでしょう。 

ユニクロがファッション性重視で失敗したのは、明らかにデザインや商品企画などの力不足であって、ビジネスモデルの誤りではありません。 

 ユニクロの店頭に立てば、ダウンジャケットやジーンズ、ヒートテック商品以外に買う気をそそる商品が少ないことに気がつくでありましょう

。 顧客は、H&MやZARAでは、時間をかけて店内を見て回る楽しみがあるが、ユニクロでは、来店前に決めていた商品を買ってしまえば、すぐに帰りたくなります。

 1~2週間後に行っても、新しい商品は限られ、以前に見た商品が安売りされているだけであります。

           (続く)

 


 英語は要らない。日本語が世界公用語になる:チャンネル桜・瓦版、バイク塗装は、西村コーティングへ!

2016-09-12 04:48:50 | 英語教育は無駄

         <英語は要らない。日本語が世界公用語になる、という意見に賛成>

 新聞投票欄に、71歳の老人(英語が大切だなどという考え方の旧い人・年齢は関係ないけどね)が、「若者よ、英語を学びに出よ。 日本人の英語レベルは、アジアで、最下位。」などと、投稿していました。

 笑っちゃいますよね。

 どうして、日本人全員が、一生の間に、滅多に使いもしない英語を10年も習って、外国人に「英語で、道案内をしなければいけない。」のでしょうか? アジアで、「英語レベル、最下位。」、当たり前でしょう…いらないもの。

 以前、タイ国との間で、経済会議があったとき、お互いに「日本語とタイ語で、会議をやりましょう。」と言ったときに、「タイ語には、経済用語(経済学)がない。」といわれ、「なるほど。」ということで、やむなく、英語で会議が行われたというのです。

 同様のことは、これからも『衰退』一方の欧州においても、偉そうにしている、ドイツ・フランスにしても、学術書は、英語書しかないため、大学の『卒論』は、英語の読み書きができなければ、作成できないという、ていたらくなのだそうですよ。 

 それをヨーロッパ人は、「英語が、ペラペラに堪能で、バイリンガルだ。」と日本の学識経験者さんたちが、いうわけですが、笑っちゃいません…?

 世界で、『母国』語だけで、大学を卒業できる国というのは、英語圏の国と『日本』だけであります。

 日本は、「私は、ダメだ。 外国の方が優れている。」と、有史以来、いつでも思っていて、外国の良いところを、「はい、いただき。」とやってきた『良い性格』(自虐性)であるため、世界の文献は、すべて日本語に『翻訳』されています。

 『坑儒焚書』の中国をはじめ、戦乱続きの韓国・インドにしても、儒教でも仏教でも道教でも、日本に来なければ分からないのです。

 日本人の『自虐性』は、いつでも、「外国(はじめは、中国・次は、欧州・戦後は、アメリカ)が、優れている。」と「良いものをどんどん、日本流に取り入れ、高度化(翻訳文化)。」して、今や(前から)世界で、冠たる『日本文明』を形成強化して、ついには、世界に「抜きん出て。」しまいました。

 どう考えても、今後、「世界は、日本化する(してきている)。」わけですから、世界が、「日本語を、学び始める(始めている)。」順番で、ありましょう。

         (続く)


 楽天・万策尽きたIT界の『元カリスマ』三木谷会長:週刊現代、国民的大反響・製薬会社と医者はグル

2016-09-07 08:53:47 | 英語教育は無駄

   <楽天・万策尽きたIT界の『元カリスマ』三木谷浩史・楽天会長>

 栄枯盛衰の激しいネット業界、ネット通販大手の楽天が「閉塞状態。」のなかで喘いでいます。

 金城湯池だった国内で、アマゾンやヤフーの猛追を食らい、『楽天市場』の拡大を狙って進出した海外で相次ぎ撤退に追い込まれています…。

 今年(2016年)8月、スペイン、オーストラリアと英国の楽天の通信サイトがひっそりと閉じられました。

 これに先立つ3月にはインドネシアとマレーシア、シンガポールの通信サイトも閉鎖、4月にはタイのネット通販子会社も売却した…。

 肝心の国内でも、急速に揺らぎ始めており、第2四半期(16年4~6月)決算では、国内EC事業の部門別利益は175億円と24.6%の減益となり、第1四半期に次いで連続しての前年割れで減益幅も拡大しています。

 それにしても、ここまでアマゾンやヤフーの追い上げを許すことになった『最大』の遠因となったのが、「英語社内公用語化。」だというのですよ…!!

 そら、見なさい!

 私は、5年ほど前から、「飛ぶ鳥を落とす勢い。」である(英語社内公用語・四羽烏)「サムスン・ユニクロ・楽天・ソフトバンク」の『倒壊』を述べているのですよ…。(自画自賛!)

 社内のすべての発言を英語とし、全社員にTOEIC800点以上を義務づけ、ダメなら給料1割カットの上、昇給停止となるのですよ。

 これが「ルーティン業務にも支障をきたし、台頭するライバルたちへの対応が後手に回った。」というわけであります…。

 それに輪をかけたのが三木谷の政治傾斜で、産業競争力会議の民間議員として規制改革などにのめり込み、司令塔が政治ごっこをしている隙に、ライバルたちにしてやられたのであります。

 おりしも8月から、楽天銀行に対する金融庁の異例の検査が始まり、落ち目のECに代わって楽天を支える金融事業にひびが入るようなことになれば、『凋落』のピッチは、さらに早まることにもなりかねないというのですよ…!