<英語は、『イエス・ノー』がはっきりしていて、紛れのない言葉。 でも、「アルコール消毒しながらのデート。」みたいで、味気なくない…?>
今回の「『内語』(頭の中の思考のための言葉)から、外語(コミュニケーションのための言葉)への転換。」というのは、とても大事なテーマだと思いました。
とりわけ、企業内においては、このことにいて、『留意』することが、大切なのだろうと同感しましております…。
そういえば、私は、「内語で、話すことが、大好きである。」(え~つ!)ことに、気がつきました。
とりわけ、海外に行ったときには、『内語』(日本語?)で話すことが、いちばん相手に伝わること(とりあえず、私自身がよく分かっている。)に、味を占めているのでありますよ…。
ポルトガル語(外語ですよ、ねえ。)は、『オプリガード』しか知らないし、インドネシア・タイ、マレーシア、ネパール、ブルネイなどは、どこへ行っても、『テレマカシー』しか云わないし、イスラム圏は、『アルムハンド・リッツラー』1点張りで、後は、日本語(内語)で、「儲かりまっか?」とかいって、『チャィ』しているおじさんの横に座って、話しかけると、トルコのおじさんでもアルバニアでも何処でも、「うん、うん。」とうなずいて、お茶をごちそうしてくれたりします。
それに、味を占めているので、日本でも、やたらに、内語を垂れ流して、周りを辟易させています…。
ところで、私は、「日本語のあいまいさ。」が、日本国繁栄の『最大』の武器だという、意見に賛成するものであります。
日本語は、「文脈で、意味を変える。」という、大変な『力』を持っています。
すなわち、相手は、文脈から、いかようにも話を推察、展開することができます。
つまり、『蒟蒻問答』が、成立する、大特典を持ちます。
概念を、『固定』してしまう英語(外語・伝達には良いのかも…。でも荒くて、雑な言葉。)を社用語にする会社(ユニクロ・楽天・サムスン・ソフトバンク)は、どう考えても、駄目でしょう。 (え~つ!)
会社でも、「内語(言っている、本人が、よく分かっている)を、どんどん使う経営をやるべきだ。」と思うのですがねえ…。
英語(外語。言っている本人が、よく分からないのに、どうして相手が分かるのかなあ。)は、「イエス・ノー。」がはっきりしているから、社内公用語にすると、会議が、「短時間で終わる。」んだそうです。
(そりゃ、そうでしょう。イエス、といって、案件を通しておかなければ、英語で、反対理由を説明するなんて、とてもできるわけがない。)
しかし、世の中のことって、「イエスとノー。」が、「すぐ分かること、なんかばかりだったら、会議なんかすることないよねえ。」と思っているのであります。
男女のことだって、「好きか嫌いか、どちらか?」だけだったら、小説なんかにならないし、バーで、お酒なんか(酒屋より、高いでしょう?)、飲まなくたっていいと思うのですけどね。
(ということで、家で、一人で、ノン・アルコール・ビールを飲んで、オダをあげている、次第でありますますがね)
ところで、「飛ぶ鳥を落とす勢い。」であった「英語社内公用語・4羽烏。」の倒壊を5年前にブログで述べたのですが、その後も最高益を続けており、孤軍奮闘で例の「五面楚歌。」状態が続いておりました。
けれども、1990年のバブル崩壊後に、「飛ぶ鳥を落とす勢い。」のダイエイ・西武の崩壊を述べた時も同様でしたが、これは10年かかっての倒産となりましたから、「英語社内公用語・4羽烏。」もそろそろ『凋落』の兆しが見え始めるのでは、ないでしょうかね…!??